内容説明
鬼才・竹谷隆之映像作品の雛形、造形過程、デザイン画一挙公開!
目次
『シン・ゴジラ』
『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
『巨神兵東京に現わる』
『精霊の守り人 悲しき破壊神』タルハマヤ
『風の谷のナウシカ 王蟲の世界』
マクタカムイ
鬼/ニクネカムイ
『漁師の角度』未公開写真集
著者等紹介
竹谷隆之[タケヤタカユキ]
造形家。1963年12月10日生まれ。北海道出身。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。映像、ゲーム、トイ関連でキャラクターデザイン、アレンジ、造形を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きみたけ
49
造形の技術に感動です🙂著者は、映像・ゲーム・トイ関連でキャラクターデザイン・デザイン・造形を手掛ける竹谷隆之氏。展示や映像作品等の実物を作る前にあらかじめデザインや大きさなどを検討したり、3Dデータに変換するための「参考・検討用造形物」のことを「雛形」と言い、それを仕事にしてきた竹谷氏の手掛けたものから「畏怖」を感じさせる作品を中心に集めて紹介した一冊。シン・ゴジラ、進撃の巨人、風の谷のナウシカの王蟲の世界など、怪獣・巨人・伝説の生き物・蝦夷の神と言った異次元の世界をフィギュアにする技術に感動しました。2025/05/25
パイナップルレモン
7
かっくいい。2024/02/04
読書好きの変人
6
竹谷さんの造形物(雛形)の緻密さにただただ圧倒される造形本。シン・ゴジラの設定画の中での庵野監督とのやり取りを見てもわかるように竹谷さんは想像上の生物を創り出す上で生物学的な面や筋肉の組織までもこだわっている。この人は現代のダ・ヴィンチなのでは?そう思った。で改めて表紙をご覧あれ。超絶のキモチワルサである。2024/01/15
gachin
5
組織レベルでの設定がある。そういう設定が生物学者の眼に耐える細かさ。じじつ我々もこういうレベルのディテールから機能や形態形成を直観してる。組織レベルで観察してしまうので、本の印刷というのは意外と粗かったことに気付いた。あのシンゴジを造形できるのは、改めて考えると天才以外の何者でもない。これは惚れる。自虐的ナショナリズムの感があるが、このレベルの原子力怪獣は日本人しか作れないだろうし、日本人の手で作られたことで本邦の顔が立ったように思う。2021/11/27
参謀
4
『シン・ゴジラ』、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『巨神兵東京に現わる』、『風の谷のナウシカ 王蟲の世界』などに参加した鬼才造形家・竹谷隆之の雛形、造形過程を記録した本。やっぱりゴジラの第5形態は凄いですね~。こういった創造力は父親が動物の死に対して教育していたことが根底にあるんだと思いました。最初にあった写真で庵野秀明や樋口真嗣らが興味深そうに見ているのが印象的でした。2023/03/08
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- 和書
- されど私の可愛い檸檬