内容説明
かたちをあらわす、美しいなまえ。日本美術・工芸品につけられた“なまえ”を紐解く。
目次
たべもの
草木
人・いきもの
道具
造形
情景・物語
付録 くに・ゆらい
著者等紹介
野瀬奈津子[ノセナツコ]
編集者・ライター。旅と茶道をテーマにした書籍や雑誌の企画・編集・執筆を手がける。実家の茶道具屋の仕入・企画担当としても修業中
濱愛子[ハマアイコ]
イラストレーター・グラフィックデザイナー。桑沢デザイン研究所卒業。紙版画を用イて、情感と力強さのある作品づくりを目指し、本、雑誌、広告に取り組んでいる。TIS公募灘本唯人氏「わたしの一枚」、HBファイルコンペ永井裕明賞、ADC入選ほか。TIS会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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majiro
12
かっこいい〜。知性とセンスあふれる一冊。そして、英語の解説がすごくわかりやすい!2019/10/13
マツユキ
10
絵の濵愛子さんに惹かれ、読んでみました。 茶道で使う道具の形の名前。海を越えて。時を越えて。馴染みがないようで、馴染みがある。不思議。良い刺激になりました。2020/11/11
凛風(積ん読消化中)
5
面白かった!いろいろな形の名前が並ぶ。ほぼ茶道具なので、茶道を知らない私には馴染みのないものばかり。ただ、長年の疑問も解決してとても嬉しい。我が家の家紋は「もっこう」で、四弁の花の形をしている。このモッコウは木瓜と書く為、調べると、ボケの花、とか、キュウリの断面、とか、まことしやかにテキトーな説明がされている。今回これがバイカアマチャの花と、初めて知った。アジサイのような花で四弁だ。これ一つだけでも買った甲斐があった。一項目を見開き2ページで説明していて、左に文、右に絵がある。この濱愛子さんの絵もステキ。2020/05/20
しゃお
4
タイトルの通り、いろいろなかたちの名前を知れる本。「ぶりぶり」!?「尻膨(しりぶくら)」!?へえ~。なかなか面白かったです。 ただ説明は伝聞口調が多く、筆者の憶測や感情が入っているのがどうも。このかっこいい装丁には合わないなあと思ってしまった。2020/01/04
skr-shower
2
他地区図書館本。絵本のような茶道具の図鑑。由来を聴けばなるほどと思うものの不思議さがマシマシ。英文科移設が端的。2022/10/03
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- 和書
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