クリエイターのためのセルフブランディング全力授業

青山 裕企【著】

玄光社（2018/03発売）

• サイズ B5判／ページ数 189p／高さ 23cm
• 商品コード 9784768309469
• NDC分類 366.29
• Cコード C0072

出版社内容情報

クリエイターとして末長く「食べ続ける」ための戦略

セルフブランディングとは、今までの自分の生き方や経験を振り返り、価値があることに気づき、それらを武器としてアピールすることです。

当たり前のことを言いますが、人はみな違います。人はみな個性的です。自信や才能や実績のあるなしに関わらず、あなたにしかできない表現は必ずあるのです。

本書では、これからクリエイターを目指す若者たち、駆け出しでうまくいかずに迷走している人たち、中堅の域に差し掛かり、このままでいいのかなと悩んでいる人たち、さまざまな業界のクリエイターたちに、自分の価値に気づくこと、その価値を多くの人に伝えること、その結果として末長くクリエイターとして「食べ続ける」ための戦略について、全力で授業します。



【目次】
１時間目　セルフブランディングって何？

・セルフブランディングは、自分へのタグ（♯）付けである
・自分なりのブランドを確立して、信頼を得よう
・《僕のセルフブランディング・》「何者でもない自分」から「写真が撮れる自分」に
・「自分にしかできない仕事」を増やしていこう
・《僕のセルフブランディング・》人見知りだって、武器になる
・「好き」と「得意」と「需要」
・流行が、自分を見失わせる
・《僕のセルフブランディング・》普通でいいのです
・好きなことでお金を稼ぐのは難しい

SPECIAL LESSON♯1　佐渡島庸平

２時間目　セルフブランディングを実践しよう

・Ａ基本情報（アイデンティティ）タグ
・《コラム・》自分をきちんと出さなければ、誰からも理解してもらうことはできない
・Ｂ職能（クリエイターズ・パワー）タグ
・《コラム・》自分ではわからない、自分の価値がある
・Ｃ履歴書（パーソナリティ）タグ
・青山裕企のタグ一覧
・タグを分析してセルフブランディングを高めよう
・《コラム・》セルフブランディングの結果として、仕事が得られるかもしれない

SPECIAL LESSON♯2　菅本裕子（ゆうこす）
SPECIAL LESSON♯3　山田玲司

３時間目　セルフブランディングを営業に生かそう

・大きな声で発信しないと、誰にも届かない
・《コラム・》人脈ゼロから、イチの仕事を得た方法
・営業ツール ～三種の神器～
・営業ツールをどのように駆使していくか
・とにかく人と会う、話す（フットワーク）
・みんなクライアントになる可能性がある
・「リアル営業」戦略
・「ウェブ営業」戦略

SPECIAL LESSON4　中田敦彦（オリエンタルラジオ）
SPECIAL LESSON5　水谷さるころ

４時間目　セルフブランディングお悩み相談室

ほか

青山裕企［アオヤマユウキ］
著・文・その他

内容説明

「セルフブランディング」とは何か？セルフブランディングとは、今までの自分の生き方や経験を振り返り、価値があることに気づき、それらを武器としてアピールすることです。当たり前のことを言いますが、人はみな違います。人はみな個性的です。自信や才能や実績のあるなしに関わらず、あなたにしかできない表現は必ずあるのです。本書では、これからクリエイターを目指す若者たち、駆け出しでうまくいかずに迷走している人たち、中堅の域に差し掛かり、このままでいいのかなと悩んでいる人たち、様々な業界のクリエイターたちに、自分の価値に気づくこと、その価値を多くの人に伝えること、その結果として末長くクリエイターとして「食べ続ける」ための戦略について、全力で授業しようと思います。

目次

１時間目　セルフブランディングって何？（セルフブランディングは、自分へのタグ（＃）付けである
自分なりのブランドを確立して、信頼を得よう　ほか）
２時間目　セルフブランディングを実践しよう（基本情報（アイデンティティ）タグ
職能（クリエイターズ・パワー）タグ　ほか）
３時間目　セルフブランディングを営業に生かそう（大きな声で発信しないと、誰にも届かない；営業ツール―三種の神器　ほか）
４時間目　セルフブランディングお悩み相談室（セルフブランディングを実践して仕事も得たけれど、疲れてしまった；「好き」と思っていたことが、現実に飛び込んだら嫌になってしまいそう　ほか）
５時間目　駆け出しから中堅へ―リ・ブランディングの必要性

著者等紹介

青山裕企［アオヤマユウキ］
１９７８年愛知県名古屋市生まれ。筑波大学第二学群人間学類心理学専攻卒業。２００７年キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。２６歳、上京して、写真家としての活動をはじめる。以後、『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』などの作品を発表する一方で、女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎]

「自分の名前：「固有名詞」のブランド化がしやすい時代だが、逆に言うと、自分の名前で稼げない人は、時代の激流に飲まれてしまうだろう。

2018/10/02

[hana87]

写真家によるセルフブランディング指南書。"働き方改革””フリーランス”なんて言葉が出てくるずっと前から、フリーで活動してきた写真家やイラストレーターなど、いわゆる”クリエイター”の皆様。営業術を拝借しようかなと、軽く手に取りましたが、内容も編集も非常に素晴らしい、驚きの一冊でした。個人で活動する全ての人への「お勧め本」として推奨です 続きはブログへー https://hana-87.jp/2020/02/23/selfbrandingzenryoku/

2020/02/03

[bibinba]

前半はすごく面白かった 自分にタグをいっぱいつけて、何が自分の強みかを把握する。 インタビューもいっぱいあって雑誌みたいな感じ。 後半はフリーランスのクリエイターが生きていくためには、って感じだったからちょっとつまらなかった。 大変なんだな～って感じでした。

2018/08/10

[ぴ]

★★★☆☆ クリエイターにとって、自分自身をどうブランディングするかの指針になる考え方を特集した本。インタビュー形式でさまざまなジャンルのリーダーのアドバイスを交えつつなので、自信がない人やこれからセルフブランドを考えたい人の入り口になる本だと思います。

2021/07/19

[いなり]

インタビューのページは、とても良く面白い。平野啓一郎さんの「作家はまず自分のやれる事をやって世に認められ、その次にやりたい事をやる。本は売れないと自己満足でしかない。」という言葉が響いた。ただ、クリエーターを目指す人が、著者のような特殊なスタイルで成功した人のやり方を、そのまま真似しても食べて行けないと思います。あと何故、日本の写真好きの年配の人は、モノクロのストリートスナップ以外は認めないのか？写真では、新しいことなんてできないと決めつけ、ロバート・フランクに憧れる人が多すぎる。

2020/04/22