目次
第1章 栄養素に応答するエピジェネティクス制御の分子機構
第2章 細胞・組織特異転写因子ネットワークとDNAメチル化
第3章 エピジェネティクス機構による代謝制御と病態
第4章 エピゲノム変化と肥満・インスリン抵抗性
第5章 胎生期低栄養と生活習慣病素因の形成機序―成人病胎児期発症(起源)説(FOAD説)の視点から
第6章 生活習慣病とDNAメチル化
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺるる
1
様々な物質による、DNAとヒストンに対する化学修飾、およびクロマチン構造の変化、さらに遺伝子発現の変化と表現系への影響について図解入りで解説。生活習慣が病気の発症に遺伝子レベルで深く関わることに改めて納得である。 一番興味があった悪性腫瘍に関してはほとんど情報なしでちょっと期待はずれだった。章毎に著者が違うため、エピゲノムとは?のような基本的な説明がその度繰り返され、ちょっと冗長な感じもする。期待した内容とは少し違ったが、ページ数も少ないし、論文が寄稿された医学雑誌系の読み物と思えばまあ納得。2017/10/19
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