内容説明
本書は、「介護福祉士選書」の中の1冊として、福祉の現場で仕事をする人を第一に念頭において編集されたものである。具体的には、介護を必要としている高齢者をケアするに際しての介護技術を高め、要介護高齢者のQOL(quality of life生活の質)を高めるために必要な、高齢者理解の心理学的な基礎知識を広く提示するように努めた。
目次
序章 人間の成長と発達―老化の研究と生涯発達心理学的研究
第1章 老人とは
第2章 精神機能の変化
第3章 知的機能の変化
第4章 老年期のパーソナリティと適応
第5章 老年期の異常心理
第6章 老年期痴呆
第7章 老年期の人間関係
第8章 高齢者と死
第9章 高齢者との関わり方
第10章 事例研究
著者等紹介
長嶋紀一[ナガシマキイチ]
日本大学文理学部教授
加藤伸司[カトウシンジ]
東北福祉大学総合福祉学部教授
長田由紀子[オサダユキコ]
聖徳大学短期大学部助教授
小野寺敦志[オノデラアツシ]
高齢者痴呆介護研究・研修東京センター
一原浩[イチハラヒロシ]
特別養護老人ホーム緑の園
河合千恵子[カワアイチエコ]
東京都老人総合研究所
阿部哲也[アベテツヤ]
東北福祉大学総合福祉学部専任講師
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