地獄の解剖図鑑

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

地獄の解剖図鑑

  • ウェブストアに85冊在庫がございます。(2025年06月06日 04時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784767833224
  • NDC分類 181.4
  • Cコード C0015

出版社内容情報

この世で学ぶ あの世の歩き方

人は亡くなるとあの世へ行くという。
地獄の盟主・閻魔大王(えんまだいおう)と冥界の十王たちが、三年をかけて亡者たちの生まれ変わる先が地獄か否かを裁く。
裁きを受け、この世で悪いことをした者は地獄へ落とされる。
どの地獄へ行くかは生前の罪の重さによって変わってくる。それぞれの地獄では亡者を痛めつける鬼・獄卒(ごくそつ)が待ち受け、身体を切り刻んだり、火であぶったり、岩で押しつぶしたりするなど身の毛もよだつ責め苦を実行する。

小動物を殺したり弱い者いじめをしたりした者がおちる地獄・屎泥処(しでいしょ)には煮えたぎる糞尿の池があり、亡者はその中に落とされ、猛烈な熱さと悪臭の責め苦にあう。
水で薄めた酒や盗んできた酒を売るなど、不正をしたことで儲けた者がおちる地獄・火末虫処(かまつちゅうしょ)で亡者は獄卒に追いかけられる上、病気に悩まされた挙げ句、虫たちに食べられる。
「食べることをやめて、飢えて死ねば天に昇れる」といった邪説を説いた者がおちる地獄・分荼梨迦処(ぶんだりかしょ)では、蓮の花が火焔(かえん)となって亡者の身体を焼き尽くす。

この本では、平安時代に活躍した僧侶・源信(げんしん)が書いた極楽へ行くための手引書『往生要集(おうじょうようしゅう)』の中に記された八つの地獄と死出(しで)の旅路の道行、すべての生き物は生まれ変わり、死後に次の世へ転生するという六道輪廻(ろくどうりんね)の内容を丁寧に解説する。

行きたくはないが、生きている間に知りたい地獄がこの一冊で丸わかり。
また、地獄を理解する上で絶対に必要な極楽についても徹底解剖。
地獄と極楽を巡る旅をお楽しみください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

棕櫚木庵

18
図書館で見かけて借りた.『地獄の』とはいうものの,六道・浄土・さらに妖怪・幽霊まで取り揃え,出典も,仏典から伝承などまでさまざま.ただし,正確な出典注記はない.絵は,“ああ,あの絵,あの仏像を模したのかな”と思われるものから,イラストを描いた人の想像と思われるものまで,これも注記なしに入り混じっている.というわけで,“日本宗教史・民俗学のお勉強”には向かない.“お話”として楽しむ本だろう.大角修氏ってこんな本もお書きになるんだ(というか,多分,名前貸しただけだろうけど).→2024/12/12

ひろさん

7
源信が綴った往生要集。その地獄事典をユーモラスな絵で解説した親切な本。源信が活躍した恵心院は比叡山にあり、訪れた事もあり興味を持ちました。しかしどれだけ柔らかく表現してもやはり地獄。絵は残虐で怖いです。 解説を主に読み、日本の四十九日法要などの忌日法要と中国の十王信仰が結びついているなど初耳です。 地獄の成り立ち(時代背景)や怨霊など興味深かったのですが、現代では死後に閻魔様に怒られるという意識は薄いかもしれません。2024/10/13

みさと

3
『往生要集』に説かれ、地獄絵によって日本人の心に強烈な恐怖を与えてきた地獄。閻魔大王など、亡者を裁く冥界の十王。その裁きによって地獄を含む六道いずれかへの輪廻が決まるが、たいていの人は地獄行き。生前の行いによって落ちる地獄は大きく8種類。それら八大地獄の、それこそ地獄の責め苦の何とバリエーション豊かなこと。亡者は情け容赦のない獄卒どもによって焼かれ、切り刻まれ、皮をむかれ、磨り潰される。救いは阿弥陀仏のみ。しかし、その極楽のイメージのなんと薄いことか。人の世がどれだけ地獄を想起させるものであったかを知る。2025/01/16

takao

1
ふむ2024/12/16

Yuuki Kushima

1
図書館の入口に平置きにされていたものを借りてきました。仏教における地獄の解説が分かりやすい絵とともに、細かく解説されておりました。この本の定義で考えると仏教徒は死んだらほぼ地獄行きなんだということだけはよく分かりました😅2024/10/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22143371
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品