平家物語解剖図鑑―平安武士の生き様がマルわかり

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平家物語解剖図鑑―平安武士の生き様がマルわかり

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784767832869
  • NDC分類 913.434
  • Cコード C0091

出版社内容情報

盛者必衰の嫌われ者なのに
なぜ平家に心を寄せてしまうのか?

多くの作者たちが書き足し、書き変えてきた壮大な物語を、
図解でわかりやすく解説した入門書の決定版!

鎌倉から南北朝期にかけ、多くの作者たちによって練り上げられた『平家物語』。
史実をベースにしながらも巧みに時を操り、歴史的人物のキャラクター化がなされてきました。
そこには作為があり、政治的背景が隠されています。
本書は覚一本『平家物語』をもとにそれらを紐解き、あらすじや有名エピソードのほか、当時の武士・貴族の行動や考え方なども解説しています。
本書は、『平家物語』の入門書として最適なだけでなく、その複雑さを読み解くことでより深く楽しめるように構成されています。
平安武士の生き様がマルわかりの1冊です。
実は、『平家物語』は滅びの美学や、「諸行無常」を語るための書ではなかったのです。

内容説明

鎌倉から南北朝期にかけ、多くの作者たちによって練り上げられた『平家物語』。史実をベースにしながらも巧みに時を操り、歴史的人物のキャラクター化がなされてきました。そこには作為があり、政治的背景が隠されています。本書は覚一本『平家物語』をもとに、それらを紐解きあらすじや有名エピソードのほか、当時の武士・貴族の行動や考え方なども解説しています。

目次

5分でつかむ平家物語
1章 平家の増長と政情不安(1131~71年)
2章 鹿の谷事件のてんまつ(1175~79年)
3章 治承三年の政変と頼政挙兵(1179~80年)
4章 頼朝挙兵と清盛死去(1180~81年)
5章 木曾義仲の栄光と挫折(1181~84年)
6章 源平の三大合戦(1184~85年)
7章 平家滅亡とその供養(1185~1221年)

著者等紹介

野中哲照[ノナカテッショウ]
國學院大學文学部教授。1961年、福岡県豊前市生まれ。早稲田大学教育学部卒、早稲田大学大学院文学研究科単位取得。博士(文学)。専門は軍記物語、歴史叙述(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

175
へぇ~。平家物語をよく知らなかったことがよく分かります。例えば、祇園精舎は古代インドの寺院にあった無常堂で、ガラス·白銀の鐘の音色は高く乾いている。ことほど左様に、各巻の逸話を詳細に解説し、この物語の無常感だけでなく、長期に渡る形成過程における京都·鎌倉間の主導権争いによる産物であることを知らしめる。平家=猫、源氏=犬、皇族=タヌキ、公卿=キツネで描かれる、ほしのちなみさんのイラストが、楽しいような分かりにくいような。2024/11/03

ポチ

41
平家物語を噛み砕いて解説する事により、平安末期の源氏、平氏、朝廷なども分かり易く詰まっている。2024/06/06

こちょうのユメ

19
本書は、古川日出男訳『平家物語』を理解するうえで役立つ一冊だった。平家を猫、源氏を犬、皇族をタヌキ、藤原系をキツネとする独特の作画により、物語の構造や登場人物の関係が視覚的にとらえやすい。図鑑形式の解説は、全体を見渡しながら楽しめる工夫がなされている。『平家物語』は数十人によって作られた複雑な作品で、歴史的な事柄に虚構や伝説がミックスされている。物語のメインは平家の滅亡であり、栄光と没落、無常観が鮮やかに描かれる。視覚的なアプローチをいかした本書は、『平家物語』をふかく理解するための良きガイドである。2024/11/08

17
光る君へおびんじょ本の源氏物語解剖図鑑から派生してこっちまで出してくれたのだろうか(当惑)。ちっちゃなイラスト、読みづらささえ感じるほどにびっしり細かな豆知識とお好きな方と活字中毒者にはたまらない一冊。動物に擬人化されてる登場人物と人間なままのやつの違いはどっから来たんだろ。安徳帝がおとなびていてあどけないという両面を持つ存在として物語で書かれてるというのは宇月原さんの「安徳天皇漂海記」を思い出してアーってなりました。哀しい。2024/09/07

えつ

12
おおおおお…やっぱりこのシリーズは文字が詰まっているのね?源氏物語のときも思ったけど、もう少し余白欲しい。笑 今回は平家が猫、源氏が犬、天皇家が狸、藤原家が狐、と可愛らしいキャラクターがたくさんいた。ちょっと笑みが漏れる。図書館本だったんだけど、やっぱりこのシリーズは手元にずっと置いておきたくなるよね。普通にもっと読み込みたいし、平家物語の関連作を読むときに手元に置いて確認したいなーって思う。2024/07/19

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