出版社内容情報
作家・角田光代さんの家も本書に登場!子どもの心を持ちつづける設計者がつくる理想の家とは?人気設計者の一人、西久保毅人さんが住まいのつくり方のつぼを伝授。西久保さんは、子どもの目線を上手に設計に取り入れています。子ども時代は10年程度と短いのですが、その小さなスケール感覚を大事にすることで、家はもっと魅力的になるのです。カラフルな色を使っているのになぜか落ち着く家というのも西久保さんの家の特徴の一つ。そんなオリジナリティあふれる住まいの事例とアイデアがパンパンに詰まった一冊です。
内容説明
手を変え品を変え、人間様の住処を作っているような気になって設計してきたのは、実は野良猫たちの家。そんな童心を持ちつづける著者が、子どもの視点と目線で考えた家づくりのアイデアがたくさん詰まった一冊。
目次
家は食堂!
大きな人間、小さな人間
風吹けば桶屋が儲かる
子どもが自由に触れる家
施主力8割
“もつ”って何だろう
人も空気もくるくる巡る
差し出すデザイン
いい土地って何だろう
家と街のあいだに
著者等紹介
西久保毅人[ニシクボタケト]
1973年佐賀県に生まれ、育つ。1995年明治大学理工学部建築学科卒業。1997年同大学院修了(小林正美教授に師事)。象設計集団、アトリエハルを経て2001年一級建築士事務所ニコ設計室設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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まり
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大好きな建築家さんの本。 施工事例がかわいくておしゃれなのはもちろん、家族や街を大事にする考え方が本当に素敵です。 あとがきの最後の一文にちょっとホロリときました。2023/12/28
osɐdouɐʎɐ
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玄関食堂 おもしろ三角吹き抜け2021/05/12
ももんが
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自由な家づくりが詰まった本だと思いました。最初は写真をぱらぱら。後から気になる家のエッセイを読みました。読みやすかったです。2019/10/31
サカナミドリ
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写真が満載で、文章もエッセイみたいでサクサク読めるが、アイデアが詰りまくった本。 「家は寝室やテラス付きの食堂」など、そんな考え方もあるんだと、ハッとさせられる箇所がたくさんある。 家という場に関しての認識は、もっと人それぞれ創造すれば良いんだと思った。自分は家に何を求めているか?それを知るには、著者が施主に作ってもらうという、自分の好みをスクラップした「つぼノート」を作ってみるのがいいかも。 スケール感や色づかいの話など、インテリアに活用できるヒントもあるなと思った。2019/09/26