出版社内容情報
ライト、コルビュジエ、ミース、イームズ、アアルト、カーン、 丹下健三、前川國男、菊竹清訓、宮脇檀、藤森照信 ... 巨匠たちが残した住宅遺産を、あえて写真を一切使わずイラスト図解!!2014年発売の定番書『世界で一番美しい名作住宅の解剖図鑑』が、大幅改訂&コンパクトサイズ化で生まれ変わります!!
内容説明
世界の名作住宅をすべてイラストで解説しました。屋根をはがした状態にして、上からのぞき込んでみたり、建物を輪切りにして上下階のつながりを確認したり…写真ではなくイラストだからこそ、「良い住宅とはなにか」がより深く理解できます。ライト、コルビュジエ、ミース、イームズ、アアルト、カーンなど世界の巨匠が手がけた60超の建物を完全図解。
目次
01 世界を変えた住宅1(~1950年代)(レッドハウス(フィリップ・ウェブ+ウィリアム・モリス)
シュレーダー邸(ヘリット・トーマス・リートフェルト) ほか)
02 世界を変えた住宅2(1960年代~)(フーパー邸(マルセル・ブロイヤー)
フィッシャー邸(ルイス・カーン) ほか)
03 日本のすごい住宅(新島旧邸(設計者不明)
吉島家住宅(西田伊三郎、内山新造) ほか)
04 風土に根付く住宅(穴居(設計者なし)
洞窟住居(設計者なし) ほか)
巻末COLUMN 日本の住まい(住まいは移動から定住へ;土を掘って住む、平地に住む ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
36
フランク・ロイド・ライト、ル・コルビュジエ、丹下健三、清家清など名だたる名建築家の作品を建築家が図解した楽しい本。それにしても海外のはものすごく贅沢で敷地も広いなあ。日本の建築家が1950年代に手がけた狭小住宅には親近感を覚える。あと、穴居住宅と高床式住居。地球温暖化によりこれからはこういう住宅がふさわしいのではないだろうか?残念なことにいくつかを除きどこへ行ったら見られるか記載がない。前川國男邸は江戸東京たてもの園で見ることが出来るが、それも書いていない。ちょっと不親切。2023/08/07
チェアー
12
名作住宅をまとめて鑑賞し、分析してもらえるのはわかりやすい。でも、やっぱりイラストばっかりじゃなくて写真も少しはほしかったかなあ。説明も、もっと強弱をつけて、節目となった住宅の説明文やイラストは増やしてもよかったのでは。2018/12/27
umico
7
住宅は自由でいいんやなぁとわかった。でも、使いにくいのは意味がないし。楽しく、長く住まい続けられる家を。2022/07/28
Junichi Wada
4
新居のイメージづくりに。とはいえ、あまりにも現実離れしたお屋敷が多いです。こんな家に住みたい。こんな家を作りたい。(設計士ではありません。買主です。)2021/06/13
海老エミ
3
イラスト付きの本に弱い。そしてつい乗り過ごす。2018/10/12