出版社内容情報
美しい絵画のような図面と写真で、図面に示した工夫がどうのように具現化されたかが分かる!建築家、高野保光さんの30年以上にわたる住宅設計をとおして見えてきた、住宅のつくりかたを詳しく解説。図面はすべて着彩してあり、美しい絵画を眺めるような感覚で、図面を眺め、さらに美しい写真で図面に示した工夫がどうのように具現化されたかが分かります。
内容説明
心地よい住まいに整える。間取りにとらわれない居場所のつくりかた、手ざわり足ざわりから考えるディテールなど、暮らしから考えるデザインのヒント集。
目次
1 敷地―内と外をつなぐ(敷地に立つことから始める;デザインで記憶をつなぐ ほか)
2 居場所―心地よさをデザインする(数寄の心を現代に生かす;つなぐ・仕切るは自在に ほか)
3 部屋―機能と意匠の両立(1人の居場所がほしい;狭小住宅こそ断面で考える ほか)
4 光―陰影をコントロールする(ほの暗いアプローチがちょうどいい;光をコントロールする ほか)
5 細部―暮らしやすさへのこだわり(窓を立体的に組み合わせる;窓に見えない室内窓 ほか)
著者等紹介
高野保光[タカノヤスミツ]
1956年栃木県生まれ。’79年、日本大学生産工学部建築工学科卒業後、同学部副手、’84年に同学部助手となる。’91年、戸建て住宅の設計・監理を中心とした一級建築士事務所「遊空間設計室」を設立。日本大学生産工学部建築工学科非常勤講師。NPO法人「家づくりの会」設計会員。主な受賞歴に、「新制作協会スペースデザイン部」新作家賞(1983年、’86年)、「FOREST MORE木の国日本の家デザインコンペ」最優秀賞、(2003年)、「『まちなみ住宅』100選」日本建築士会連合会会長賞受賞(2004年)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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