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フランク・ゲーリー 建築の話をしよう

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  • サイズ B5判/ページ数 307p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784767820712
  • NDC分類 523.53
  • Cコード C0052

内容説明

ゲーリーはどんな環境に生まれ、どんな家庭を築き、どんな理想を抱き、現実に何を成し遂げたのか。建築家の日常はどのようなものか。あまたいる建築家のなかでゲーリーを卓越した存在たらしめているものは何なのか、本書をとおして読み解いていく。

目次

第1部 学び(始まり;ゲーリー上等兵;次のステップへ;芸術作品とトイレ)
第2部 自分の言語を確立する(ゲーリー、海を渡る;ミシシッピ川の美術の神殿;待ちに待ったヒーローの帰還;ディズニー・ホールのコンペを振り返って;ビルバオ・イフェクト)
第3部 さらなる高みへ(事務所のゲーリー;天才たちと交わる;スクリーンで、そしてティファニーで;大陸の端と端で―アトランティック・ヤードとグランド・アベニュー再開発;ガラスの家の人々;ゲーリー、犬小屋を建てる;故郷へ;引退までのカウントダウン)

著者等紹介

アイゼンバーグ,バーバラ[アイゼンバーグ,バーバラ] [Isenberg,Barbara]
美術ライター。『ロサンゼルス・タイムズ』と『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の元記者で、両紙のほか『タイム』『エスクァイア』誌、ロンドンの『サンデー・タイムズ』紙などに寄稿している。ロサンゼルス・ミュージック・センターから奨励賞(Distinguished Artist Award)を贈られ、ゲッティ・リサーチ・インスティテュートの客員研究員に迎えられている

岡本由香子[オカモトユカコ]
静岡県生まれ。防衛大学校卒業。児童書からノンフィクションまで幅広い分野の翻訳を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

8
世界に知られるぐにゃぐにゃの建築家ゲーリーさんへのインタビュー&建築図画集。表紙をかざるビルバオ・グッゲンハイム美術館(97年)以降、大きめの建築には「有名建築家の名前」がタグとして必須になっちゃったくらい影響力のある人らしい。さいきん、”思考の形態は「かたち」(パース・建物・装飾)によって規定される”のではないか?ということを、ぐにゃぐにゃと考えていて、それはたとえば、家の近所にゲーリーさんの建築があったらどんな脳みそになっちゃうのか、ってことだ。柔軟なあたまは良いけど、柔軟すぎるのもどうかとは思うが。2017/06/23

エリナ松岡

6
最近建築関係の本ちょこちょこ読んでいたので、建築といえば必ず思い出すフランク・ゲーリーについての本をせっかくなので読もうかと。読み終えてみて、とにかく彼のどこが凄いのかが分かるヒントは少なからず得ることができたのではないかと思います。建築物の奇抜な外観から芸術家気取りと誤解されがちだそうですが、クライアントにしつこいぐらいヒアリングして機能性を追求したり、建造物の周辺とのバランスを周辺地域の模型を作って一生懸命に考え抜くらしいので、機会があれば1つ1つ実際に訪問・利用してそれを実感したいところです。2016/11/20

アキ

5
フランク・ゲーリーにとって美術と建築は密接な関連がある。20世紀で最も有名な建築ビルバオ・グッデンハイム美術館(1997年に開館)を作ったいきさつや街全体とのバランス、外壁に使用したチタンの光の反射まで計算し、予算の範囲内で設計するのに、多くは自分の書いたスケッチを元にする。これだけのインタビューを読むと人と作品に対し、親近感が湧く。少なくとも年に一度はルコルビジェが建てたロンシャンの礼拝堂を必ず訪れるらしい。安藤忠雄も絶賛してた。世界の建築家から崇拝される場所。一度行ってみたい。もちろんビルバオの街も。2018/04/16

KARA

0
やっぱゲイリーが好きだ"自分に才能があるかどうかなんてわからない。人より優れているかどうかもわからない。ただやるべきことを見つけ、実行するだけだ。気に入ってもらえたらラッキーだけど、全員に好かれることなんてありえない。好きだと言う人と同じくらい、嫌いだと言う人がいる。だから全力を尽くしたら、あとは執着しない" "煮詰まったら美術館へ行け" "創造の過程は子どもの遊びに似ている。知りたがる心、楽しむ心が大事だー何かを探すんだ。何かわからないものを" "静けさは貴重だねー生活音の爆撃がないと思考が解放される"2019/09/19

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