食べる世界地図

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  • サイズ B6判/ページ数 431p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784767819587
  • NDC分類 596.2
  • Cコード C0098

内容説明

世界の39の国と地域の料理と、その後ろに隠された歴史と文化。南インドのココナッツ・フィッシュカレー、刺激的なペルーのセビチェ、中東の茄子のペースト、デンマークのドリーム・ケーキ…。名前だけでも食欲を刺激する料理の数々に、塩漬けタラや唐辛子といった多くの国に共通する食材の秘密、移民がもたらす影響と変化。地理と歴史が複雑に絡み合う食文化の世界を読みとく、極上の食辞典。初心者にも作れる、それぞれの地域のレシピも掲載!グルマン世界料理本大賞2015 UK「食の紀行」部門グランプリ受賞!

目次

ヨーロッパ(フランス;スペイン;ポルトガル;イタリア;東ヨーロッパ;ドイツ;スカンジナビア)
中東(トルコ;レバント地方;イスラエル;イラン)
アジア(インド;タイ;ベトナム;中国;朝鮮;日本)
アフリカ(エチオピア;西アフリカ;モロッコ)
南北アメリカ(カリフォルニア;ルイジアナ;メキシコ;カリブ諸島(ジャマイカ)
ペルー
ブラジル
アルゼンチン)

著者等紹介

ホランド,ミーナ[ホランド,ミーナ] [Holland,Mina]
フードライター。現在、『オブザーバー・フード・マンスリー』紙の外部編集者を務める。世界各国を旅行し、また暮らした経験をもとに世界中の食習慣を探究し続けている。『食べる世界地図』は著書第一作目

清水由貴子[シミズユキコ]
英語・イタリア語翻訳者。上智大学外国語学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yumiko

62
今日はパスタ、明日は中華、日本人ならよくあること。けれどその時、その食が生まれた国に少し思いを馳せてみたら?これはそんなキッチンから旅立つ世界旅行に誘う一冊。食文化は、地理、歴史、宗教に影響を受け、長い間に育まれるもの。高い山脈、大きな川で異なる文化。奴隷や移民の流入で新たに持ち込まれたり、宗教によって禁じられるものもある。様々な事象が様々に絡み合って生まれ、今尚進行形で変化を続ける食の世界。ちょっと思いを馳せてみる、それだけで世界旅行ができるなんて、とてもお手軽で楽しい♫さて今日はどこへ行こう!2016/01/30

ジュール リブレ

26
読んだ、というよりは、流し読み。レシピ本みたいに、そばに置いておいて、気が向いたら、今日は食の世界旅行をしよう、という本です。ちなみに夏至ながら、ちょっと雲の多い今日(2015年)の気分は、なんとなくアンダルシアかな。それともメキシコか。。。てな感じで、世界の料理気分を味わえます。(若干、文章が固い気はしますが、翻訳の影響か、はたまた原文が固いのか)2015/06/22

くさてる

20
旅行記かと思ったら、各国の食文化を著者なりに解説した食エッセイと世界各国のお薦めレシピをしたものでした。なので、実際に料理を作るひとにはより実践的で楽しめるものとなっていると思いますが、私のような文字を読むことで味を想像して楽しむ派にも、具体的で面白い内容でした。2015/08/04

かもめ通信

17
ざっくり流し読み。その土地の風土や歴史に触れながら世界各国、各地の料理を紹介。レシピもついている。地図もあるし、興味がある地域を拾い読みすることも可能なのだが、なんといっても残念なのは写真がないこと!料理の写真やそれが食されている地方の名所、あるいは食べている人達の顔などの写真があったら、もっと五感を使って楽しめたのになあ~!残念。2015/07/01

和草(にこぐさ)

16
旅行ができない状態で、様々な国の料理に思いを馳せて読めた。レシピも載っていて手軽に(本の厚さは別にして)世界旅行ができました。2021/08/08

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