方言漢字事典

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方言漢字事典

  • 笹原 宏之【編著】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 研究社(2023/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784767450254
  • NDC分類 813.2
  • Cコード C0581

出版社内容情報

方言漢字は土地の手形、生きた化石!

話し言葉に方言があるように、漢字にも特定の地域でしか用いられない「方言漢字」があります。多くは地名に見られ、たとえば、主に秋田県に見られる「轌(そり)」や茨城県の「圷(あくつ)」、香川県の「沺(さこ)」、鹿児島県の「畩(けさ)」のほか、石川県では「ごり」で広島県では「めばる」と読む「鮴」など、その土地の人にしか読めないような漢字があります。こうした方言漢字の成り立ちや変遷、使用分布や使用状況について、丁寧に解説した事典です。方言漢字から地域の歴史や文化を知るのにも役に立ちます。

<特色>
●北海道から沖縄まで全国各地に存在する地域性をもつ漢字、約120字を収録。五十音順に配列。
●地名や姓だけではなく、地域の風土と産物に密着した漢字も取り上げました。
●現地調査をはじめ、文献・地誌・土地台帳・公図・新聞・看板・先行研究・WEB等さまざまな資料に基づく豊富な内容です。
●漢字の背景にある、その土地の風土・歴史・伝承などを知ることによって、漢字の多様性に触れ、新たな漢字と日本語の魅力に気づくことができます。
●本文には参照見出し、巻末には総画索引、音訓索引、部首別索引を用意しました。
●「方言漢字地図」掲載。写真多数収録。

内容説明

各地に存在する地域性をもつ漢字120字を収録。写真多数掲載。地名や姓だけではなく、地域の風物に密着した漢字も取り上げた。現地調査をはじめ、文献・地誌・土地台帳・公図・新聞・看板・先行研究・WEB等さまざまな資料に基づく豊富な内容。漢字の背景にある、その土地の風土・歴史・伝承などを知ることによって、漢字の多様性に触れ、新たな漢字の魅力に気づくことができる。

目次

「方言漢字」とは
見出し語一覧
方言漢字事典
方言漢字地図

著者等紹介

笹原宏之[ササハラヒロユキ]
1965年、東京都生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授。博士(文学)。デジタル庁の「行政事務標準文字」、経済産業省の「JIS漢字」、法務省法制審議会の「人名用漢字」、文部科学省文化庁文化審議会の「常用漢字」の制定・改正・改定にも携わる。日本漢字学会理事、日本語学会評議員、NHK放送用語委員。主著として、『国字の位相と展開』(三省堂、2007、金田一京助博士記念賞、立命館白川静記念東洋文字文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

35
「珍しい」漢字は結構あるが、ここに集められた漢字は、使う地方・地域が限られたレア感でいっぱい。それこそ日本でただ一つの地名にしか使われない字もある。笹原先生は過去にも類書を出されているが、本書にはその後の追跡調査にあたる記述もあり、興味をひく。これほどまでに多様な方言漢字の存在は、漢字がただ規範に従うだけでなく、実際に使用する場で動揺しながらも、つねに新しく生み出されてきた、今に続く歴史を物語っている。稀少な方言漢字は、今残す努力や記録をしないと消滅の危機にあると思う。それは話し言葉の方言と事情は同じだ。2023/11/03

takao

4
ふむ2024/04/01

skr-shower

1
他地区図書館本。パラパラと。表紙の造りが凝っている。地元神社の”崎”の字が昔は”埼”だったと、項目を読むとなるほどと思う。漢字に地域性があるのは面白い。市町村合併で消滅しないうちに保存保存。2024/02/26

gibbelin

0
たぶん今年の私的ベスト。メジャーなものでも、大「阪」、宇「都」宮、岐「阜」、「鯱」など…。自分はなんと雑に世界をみていたことか。2023/11/17

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