内容説明
不正・不祥事裁判例を分析し的確な予防策を提示。公認会計士の視点で事件を分析したコメント付き。弁護士・元検察官・公認会計士等による多角的解説。
目次
総論(経済刑事裁判例に見る不正行為の原因と予防について;経済犯罪が発生した場合のリスク、事前予防、事後対応;経済事犯の量刑例についての一考察―ライブドア事件とオリンパス事件の比較を通じて;特別背任罪といわゆる経営判断の原則について)
各論―裁判例の分析・解説(会社設立時;財務情報開示;資金調達;資金運用;社外への資金支出;行政対応;倒産時対応)
著者等紹介
龍岡資晃[タツオカスケアキ]
弁護士・西綜合法律事務所。東京大学法学部卒業。元福岡高等裁判所長官、元学習院大学法科大学院教授。法務省・法制審議会・新時代の刑事司法制度特別部会委員を務めたほか、最高裁判所・裁判員制度の運用等に関する有識者懇談会委員、大学評価・学位授与機構・法科大学院認証評価委員会委員などを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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