内容説明
心の琴線に触れる回収折衡こそがサービサー本来の役割と捉え、不良債権の回収方法と最終解決の糸口を探る過程で、サービサーとは如何なる存在かを問う異色のテキスト。徹底回収の事例から債務者保護の事例まで、臨機応返の不良債権回収・解決の考え方と手法を開示します。
目次
サービサーに関する基本知識
債権回収の基本姿勢
弱者保護の観点と解決手法
基礎実務と高度技術
債務者の心を開く折衡
第三者の不当介入排除
担保処分/異例処理
判断のプロセス
最終解決の判断
弁護士の利用
再生支援のプラン作り
サービサー法と暴力団対策法
著者等紹介
永嶋治[ナガシマオサム]
1957年山梨県生まれ。1980年農林中央金庫へ入庫。1993年共同債権買収機構へ設立準備の段階から出向。2001年整理回収機構へのトレーニーを経て、系統債権管理回収機構の設立・運営に携わり、現在に至る。趣味は登山・スキー(日本山岳会会員)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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