フィンランド読解教科書―フィンランド読解メソッド 4つの基本が学べる 日本語翻訳版

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 102p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784766784329
  • NDC分類 375.9
  • Cコード C0037

内容説明

本書はフィンランドの小学校で広く使われている、低学年用の読解教科書を翻訳したものです。もちろん、日本の教育現場でも、できるだけそのまま使えるように、フィンランドや日本の学校の先生たちと相談しながら、工夫して翻訳してあります。既刊翻訳本『フィンランド国語教科書』(小社刊)小学3年生・小学4年生・小学5年生を学ぶ上での基本が身に付きます。

目次

友だちの手紙
ミニロボがいなくなった
やねうらのひみつクラブ
先生
ほっといて
もっとじょうずだったらいいなあ
ミニロオはくいしんぼう
コウモリラジオ
読書名人
はらの虫がおさまらない〔ほか〕

著者等紹介

北川達夫[キタガワタツオ]
1966年東京生まれ。武蔵中学・高校を経て早稲田大学法学部卒業。ヘルシンキ大学歴史言語学部等に留学。外務省入省。フィンランド専門官として在フィンランド日本国大使館在勤(91~98年)。帰朝後に退官したのち、英語・仏語・中国語・フィンランド語・スウェーデン語・エストニア語の通訳・翻訳家として活動しつつ、フィンランドで「母語と文学科」の教科教育法と教材作法を学ぶ。フィンランドの教科書を翻訳し、その教育方法を日本に具体的に紹介したことにより、フィンランドにおいて「フィンランド教育文化輸出の門戸開放者」と称せられる(2006年度フィンランド商工省報告書)。現在は国際的な教材作家として、日本とフィンランドをはじめ、各国の教科書・教材制作に携わっている。日本教育大学院大学客員教授(2007年1月~)。(財)文字・活字文化推進機構調査研究委員(2008年5月~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼりちゃん

24
元国語教諭である橋本武さんの本に興味を持ち、見よう見まねでスローリーディングを始めて2ヶ月ほど。母手作り手書きの粗いスローリーディングノートだけど、今のところ子はなかなか前向きに取り組んでくれている。この本は設問の作り方がかなり参考になった。考える力、うん大事だよね。でもそこを伸ばすのはなかなか難しいんだよな。あの手この手で楽しくなる仕掛けを蒔いていきたい。 8歳 2023/05/13

あい

5
今回はさらっと読んだだけ。次女(小2)に使ってみたい。応用もできそうです。2013/12/05

tsuki

0
フィンランドの国語教育の根底にあるのは、次の2つ。 「自分の言いたいことを相手に伝えること」、「相手の言いたいことを理解すること」 この相手とは、相手は世界中のどこのだれであっても。ということ。 つまり、グローバル・コミュニケーション力の習得を目指している。 フィンランドの国語の授業では、「どうして?」とよく質問する。理由が、なければ正答とは認められない。 理由がしっかりと言えなければ正答とならないのが衝撃的だった。2017/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/109667
  • ご注意事項

最近チェックした商品