内容説明
ワシントン軍縮条約の成立は日本を反米英、親独に傾けた。しかし、日独伊三国同盟はドイツ総統ヒトラーの拒絶により泡と消える。欧州大戦はアジアにも影響を及ぼし、日本は南方進出に活路を求めたが、日本の伸張を望まないアメリカはハル・ノートをつきつけて、開戦か全面的な権益放棄かを迫る…。ソ連艦隊は太平洋への進出を目論み、イギリス艦隊は日ソの接近を警戒して日本に圧力をかける。追い詰められた先に日章旗が翻る未来はあるのか?日本は他国に侵略しない、他国の侵略を許さない。独立と尊厳を懸けた日本の孤独な戦いが、ここに始まる!
著者等紹介
遙士伸[ハルカシノブ]
1969年仙台市生まれ、東北大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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