内容説明
ハワイはいずれアメリカに併合されるだろうと目されていた。しかし1888年、日本帝国の王子とハワイ王室の王女が結婚したことで、日本の勢力が強くなる。ハワイ王国は独立を保ったまま日本との関係を強化、軍事・経済的な同盟関係を結び、アメリカの太平洋進出を共同で阻んでいた…。1940年9月20日、アメリカはハワイ王国とその同盟国である日本帝国に宣戦布告。即日、パールハーバーに奇襲攻撃を敢行した。日本とハワイの連合軍である「日布艦隊」は、米艦隊の撃退に成功するが大きな損害を被る。米軍はB25による帝都爆撃を敢行。さらにアメリカは、ビスマルク諸島とソロモン諸島をオーストラリアから買収し、日本政府・軍部に大きな衝撃を与えた…。
著者等紹介
羅門祐人[ラモンユウト]
昭和32年生まれ、福岡県出身。仮想文明(シムシビライズ)をテーマとした作品世界には多くのファンがいる
中岡潤一郎[ナカオカジュンイチロウ]
昭和43年生まれ、東京都出身。テクニカルライターを経て作家デビュー。太平洋戦争や戦国時代を舞台とする架空戦記を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- こんなかお、できる?