内容説明
人間の推論の多くは、不明確な、不完全な、そしてあいまいな情報を取り扱っている。しかし、理在の商用データベース管理システムは、“正確”なデータ項目しか取り扱っていない。したがって、不明確な情報の表現と処理を行うような情報システムが必要である。本書で提案するファジィ・リレーショナル・データベース・モデルは、リレーショナル・データベースの分野とファジィ集合や可能性理論の研究にもとづいており、個性化と不明確な情報の処理との必要性を満足するように設計されている。
目次
データベース管理システム
不明確さの表現と取り扱い
ファジィ・リレーショナル・データベース・モデル
結論(FRDBモデル;ファジィ・リレーショナル・データベース・システムの応用;残された研究課題)