日韓ポピュラー音楽史―歌謡曲からK-POPの時代まで

個数:
電子版価格
¥2,750
  • 電子版あり

日韓ポピュラー音楽史―歌謡曲からK-POPの時代まで

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月28日 04時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766429350
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C3073

出版社内容情報

BTS、TWICE、BLACKPINCK、NewJeans――今や世界的人気を誇るK-POPアーティストたち。彼らの活躍の裏には日韓がおりなした数十年にわたる歴史があった。抑圧と解放に翻弄されながら、大衆の欲望は、ポピュラー音楽の舞台の上で、反射しあい、ねじれ、交差する。歌謡曲から、韓国演歌、J-POP、K-POPの時代まで、日本と韓国はいかに自己/他者のイメージを構築し、欲望しあい、「POPの夢」を見たか。もうひとつの日韓戦後史を描き出す。

◆登場するアーティストたち◆
坂本九、美空ひばり、李美子、李成愛、吉屋潤、パティ・キム、シン・ジュンヒョン、はっぴいえんど、YMO、チョー・ヨンピル、キム・ヨンジャ、ソテジワアイドゥル、H.O.T.、李博士、イ・サンウン、T-SQUARE、CHAGE and ASKA、X Japan、安室奈美恵、嵐、中島美嘉、草彅剛、渋谷系、シティポップ、BoA、東方神起、KARA、少女時代、TWICE、BTS、XG、YOASOBI、imase

装丁=大倉真一郎 装画=ワタナベケンイチ

※著者名「金ソンミン」は「金成玟」です。

内容説明

坂本九からBTSまで私たちは「日韓」を超えられるのか?「POPの夢」が、いまひらく―!音楽がおりなす戦後大衆史。

目次

第1部 歌謡曲の時代(演歌/トロットの誕生と音楽なき「日韓国交正常化」―李美子「トンベクアガシ」と倭色禁止;音楽大国日本への欲望―日韓のロックと「ヤマハ世界歌謡祭」;「韓国演歌」の誕生と民主化前夜―李成愛、吉屋潤、チョー・ヨンピルの日本進出)
第2部 J‐POPの時代(J‐POP一極化と「アジアン・ポップス」―ソテジワアイドゥル以降の韓国ポップ;禁止と開放の中間地点―T‐SQUAREからX JAPANまで;東アジアの文化権力を変えるK‐POP―「韓国型アイドル」の誕生)
第3部 K‐POPの時代(「J‐POP解禁」と二〇〇〇年代日韓の軋轢―CHAGE and ASKA、安室奈美恵、嵐、そして渋谷系;J‐POPとK‐POPの分かれ道―KARA、少女時代、TWICEが変えた秩序;ポップの夢―BTS現象とシティポップ・ブーム)

著者等紹介

金成〓[キムソンミン]
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。1976年ソウル生まれ。ソウル大学作曲科卒業。ソウル大学言論情報学科修士課程修了。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。専門はメディア文化研究、音楽社会学。東京大学情報学環助教、ジョージタウン大学アジア研究科訪問研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

9
1960年代からの日韓の音楽関係を素描する。非常に勉強になった。「韓国演歌」ともいわれる「トロット」が、植民地の記憶と結びつく「倭色」として韓国国内で公的に禁止されるケースがあったこと。日本の音楽の解放にも警戒感があり、長らく禁じられていたこと(ゆえに地下文化として盛り上がったこと)。90年代にヒップホップがメインストリームになり、それがK-POPにつながること。日韓の政治的・文化的歴史のねじれがよくわかる。日本の文化産業の変化もわかる。2024/09/24

Decoy

2
同じ著者の岩波新書は既に読んでいるが、こちらはさらに詳しく、K-POPそのものより日韓関係に力点が置かれている(ゆえにK-POPの世界的成功の理由は、意外と述べられていない印象)。滅法面白くて、特に“BoA以降”は、こちらも同時代を体験しているから、すいすい読めてしまう。でも、本書でより重要なのは、“BoA以前”。政治・外交・経済・文化…等々、あらゆる面での日韓交流が現在の音楽状況を築くた礎となっていることが感じられた(あと、日本の影響力低下も…)。2025/01/18

koteomoitsukan

2
◯--2024/03/11

takao

1
ふむ2024/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21703110
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品