出版社内容情報
岸本 葉子[キシモト ヨウコ]
著・文・その他
目次
第1章 今したいのは大人の旅(絶景に合いにいく;欲張りすぎない ほか)
第2章 俳句、一生の趣味が見つかった(ゆっくりでも長く歩みたい道;俳句初心者のお悩み相談 ほか)
第3章 「私」の日々を綴って味わう(「じっと眺める」のが私の流儀;言葉になる瞬間 ほか)
第4章 ひとり老後、明るくやりすごすコツ(ものわかりのいい人、面倒な人;たまにはネット断ち ほか)
第5章 「好き」を続けていくために(「不調」のサインを見逃すと;老眼からの痛いしっぺ返し ほか)
著者等紹介
岸本葉子[キシモトヨウコ]
エッセイスト。1961年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。会社勤務を経て、中国・北京に留学。帰国後、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タピオカ
19
好きなことに対する気持ちを大事に育てていけたらいい。俳句の話が多かった。(●大人旅は目的を小さくしてみる●行ってみた自分のルーツの地●俳句で日々の質が変わりだす●打ち込めるもののあるありがたさ●「私」の日々を綴って味わう●「がん体験」をエッセイにしたら●人づきあいは明るくやりすごす●78歳料理家に学ぶ元気のレシピ●できるあいだの美容医療●50代で出会えた、好きな運動)2022/10/28
恋空
14
60歳まではまだ数年ありますが読んでみました。色々参考になる一冊です。歳を重ねてもスローペースでも読書の時間は楽しみたいと思う今日この頃です。2023/01/27
ぽけっとももんが
8
自分の意志とはかかわりなく訪れてしまうひとりを『非選択的孤独』、意志したひとりを『選択的孤独』と呼ぶらしい。ひとりで楽しむことはこれからの人生でとても大切なのだ。読書が趣味の人は安心。わたしはあまり体調不良などないままこの年まできたけれども、最近些細な不調が出てきた。病院行くほどでもない、指が痛いとか背中が痒いとか、神経がぴくぴくするとか。試しに検索すると予測変換でもれなく「更年期」とついてくる。お前もか、ぴくぴくまでも更年期か。2022/08/28
ジャンズ
7
俳句、エッセイ、ズンバと選択的孤独(対義語は非選択的孤独)を楽しんでいるかが綴られている。物に対してみる洞察力は以前から感じていた。俳句を勉強していることを初めて知った。私の大の苦手分野。その面白さを解いてくれたようだった。季語は縛るものではなく自由にしてくれる、物や事は皆何かを宿していて、無駄なものはない」そのような視点で身の回りの物を見ると確かに楽しめるような気がする2025/03/09
りょう
5
私は比較的ひとりを楽しむことの好きなタイプだと思うので、岸本さん以上に、そんなこともっとやってる、こともあったけど。俳句はやらないなあ、俳句かぁ。2025/01/07