出版社内容情報
スターリン率いるソ連は、極東情勢の変容をどのように認識し、いかなる軍事・外交戦略を採用するに至ったのか。
独ソ戦開戦時から冷戦開始後、朝鮮戦争とのかかわりまでを、ゾルゲたち諜報員によるインテリジェンスの役割を含め、豊富な一次史料から読みとく試み。
内容説明
スターリン率いるソ連は、極東情勢の変容をどのように認識し、いかなる軍事・外交戦略を採用するに至ったのか。独ソ戦開戦時から冷戦開始後、朝鮮戦争とのかかわりまでを、ゾルゲたち諜報員によるインテリジェンスの役割を含め、豊富な一次史料から読みとく注目作。
目次
序章 スターリンと「東方」の脅威
第1章 独ソ開戦とソ連の対日情勢認識―一九四一年
第2章 ソ連の対日軍事戦略と諜報―一九四一年秋~一九四二年春
第3章 ソ連の対日情勢認識と戦争準備―一九四二~一九四三年
第4章 中ソ条約締結交渉の再検討と極東におけるソ連の安全保障
第5章 スターリンの地政学的関心と朝鮮半島
第6章 スターリン・毛沢東と東アジアにおける革命運動の「責任範囲」
第7章 朝鮮戦争開戦要因としての中ソ友好同盟相互援助条約
第8章 開戦への道のり
終章 クレムリン随一の現実主義者?
著者等紹介
河西陽平[カワニシヨウヘイ]
公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所研究助手。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。博士(法学)。外務省国際情報統括官組織専門分析員などを経て、現職。専門分野:ソ連・ロシアの安全保障、インテリジェンス研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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