東南アジア地域研究入門〈2〉社会

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東南アジア地域研究入門〈2〉社会

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  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766423952
  • NDC分類 223
  • Cコード C3336

内容説明

行為やモノ、思考や言語をやりとりする際の交換やコミュニケーションのあり方が交錯する東南アジア。人々が生きる日常、そして「社会」の根底にある構造を、「あいだ」という視点から人類学的に問い直し、その多様性の淵源を描き出す。

目次

第1部 「社会」のかたち(国家のだまし絵―中国人ムスリム移民が反転する国家像;重なり合う村落と都市;移動の伝統)
第2部 生を問う(双方制と親縁性の文化;結婚と家族の多様性と変容;人;表象としての「女性」;高齢者像の変貌―インドネシアの事例を中心に)
第3部 「あいだ」の世界(商いの文化;東南アジア社会における紛争・暴力とその処理;消費社会;「遊び」の領域)
第4部 宗教の現在(信仰の軸線―東南アジアにおいて「宗教を信じる」とは何を意味するか;世俗と宗教―タイのムスリム社会を事例に;宗教の現代的想像力―フィリピンのカトリシズムから)

著者紹介

山本信人[ヤマモトノブト]
慶應義塾大学法学部教授、同メディア・コミュニケーション研究所長。1963年生まれ。コーネル大学大学院政治学研究科博士課程修了。Ph.D.in Government.専門分野:東南アジア政治史

宮原曉[ミヤハラギョウ]
大阪大学グローバルイニシアティブ・センター教授。1964年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程中退。博士(社会人類学)。専門分野:社会人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

人々が生きる日常、そして「社会」の根底にある構造を、「あいだ」という視点から人類学的に問い直し、その多様性の淵源を描き出す。▼これから東南アジアを本格的に学ぶ方へ、研究ガイドの決定版!

▼欧米とは異なる独自の発展と変容をとげつつある東南アジア。

その研究シーンのフロントランナーたちが執筆陣に集結、

重要研究をわかりやすく紹介しながら、

歴史的背景から地域が直面する課題までを新たな切り口で明快に示す。

東南アジア地域研究の新しい地平をひらく全3巻。

▼東南アジアを「研究したい」「知りたい」学部・大学院生はもちろん、

アジアを舞台に活躍するビジネスパーソン、メディア関係者なども必読のシリーズ。





<社会のなかの「生」を問う>



行為やモノ、思考や言語をやりとりする際の交換やコミュニケーションのあり方が交錯する東南アジア。

人々が生きる日常、そして「社会」の根底にある構造を、「あいだ」という視点から人類学的に問い直し、その多様性の淵源を描き出す。

序章 東南アジア 織り重なる社会の読み方(宮原 曉)



 <b>第1部 「社会」のかたち</b>

1章 国家のだまし絵

―― 上ミャンマーの政治体系論と華人ムスリム移民(木村 自)

2章 重なり合う村落と都市(小林 知)

3章 移動の伝統(長坂 格)



 <b>第2部 生を問う</b>

4章 双方制と親縁性の文化(島薗洋介)

5章 結婚と家族の多様性と変容(小池 誠)

6章 人(信田敏宏)

7章 表象としての「女性」(横田祥子・原めぐみ)

8章 高齢者像の変貌 ―― インドネシアの事例を中心に(伊藤 眞)



 <b>第3部 「あいだ」の世界</b>

9章 商いの文化(市川 哲)

10章 東南アジア社会における紛争・暴力とその処理(床呂郁哉)

11章 消費社会(新井健一郎)

12章 「遊び」の領域(尾上智子)



 <b>第4部 宗教の現在</b>

13章 信仰の軸線

―― 東南アジアにおいて「宗教を信じる」とは何を意味するか

(片岡 樹)

14章 世俗と宗教 ―― タイのムスリム社会を事例に(小河久志)

15章 宗教の現代的想像力 ―― フィリピンのカトリシズムから

(東賢太朗)

山本 信人[ヤマモト ノブト]
山本 信人
慶應義塾大学法学部教授、同メディア・コミュニケーション研究所長。
1963年生まれ。コーネル大学大学院政治学研究科博士課程修了。Ph.D. in Government.
専門分野:東南アジア政治史。
主要業績:『東南アジアからの問いかけ』(編著、慶應義塾大学出版会、2009)、<i>Chinese Indonesians and Regime Change</i> (共著, Brill, 2011)ほか。

宮原 曉[ミヤハラ ギョウ]
宮原 曉
大阪大学グローバルイニシアティブ・センター教授。
1964年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程中退。博士(社会人類学)。
専門分野:社会人類学。
主要業績:『「いたみ」「かなしみ」「他者」の現場――フィールドワークを問う』(GLOCOLブックレット17)(編、大阪大学グローバルコラボレーションセンター、2015)、『着衣する身体の政治学――周縁化される「伝統」の共鳴』(共編、大阪大学武田研究室、2009)ほか。