出版社内容情報
子どものころからよく働き、勉強熱心だった金次郎。その知恵と経験を生かして農民を指導し、たくさんの貧しい農村をすくいます。
内容説明
たきぎをせおって本をよむ、二宮金次郎の像を知っていますか?金次郎は、本からだけではなく、くらしの中からたくさんの発見をして、農民たちのために役だてていったのです。
目次
天明の大ききん
お人よしの父
二百本の松苗
「手本は二宮金次郎」
兄弟はなればなれ
あんどんの油
土地の買いもどし
家老の家も火の車
殿さまから表彰されて
むずかしいたのみ
にげだした金次郎
ききんがくるぞ!
たちなおった村むら
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
15
ワーカーホリックだよね。それがいいとも悪いともわからないけど、仕事を限定して、できることだけやろうぜって今の社会では生きてはいけないでしょ。そんなこともないか。なんか感想もわかない。頭が重い。そして小麦粉。世界は難しいよね。2024/05/26
ユキ
15
以前別の二宮金次郎の伝記を読んだが、今回の本の方が読みやすく、ものしりガイドもついていて良かった!このシリーズでほかの伝記も読みたい*\(^o^)/*2019/01/23
糜竺(びじく)
14
もちろん実在の人物です。ホント尊敬します。彼は身分の低い百姓で、そして極貧でしたが、働きながら勉強し、しかし、両親を亡くし、災害で田畑も失ってしまいます。けれど、めげずにコツコツ働いて二宮家を再興し、後には身分が上の武家や藩を立て直します。飢饉が来る事を前もって予測し、ズバリあたって何万人も救ったり、荒れ果てた農村をしっかり計画を建てて、600以上の村を立て直したりと、とにかく数え切れない程、立派な事をした人です。ぜひ、みんなに知って欲しいです!2012/04/04
きっちんきりん
7
子供の小学校に銅像があり、よく話題に出るので読んでみたけど、めちゃくちゃ面白かった…伝記って大人になって読むと面白い!という新発見。 集英社の学習マンガも読んでみたけど、細かいエピソードが割愛されているから、やっぱり粒度粗め。 何をした人❓ ・勤勉さで学問を習得し、使いこなして成功したけど奢らない人。 どこがすごい❓ ・学問を通して得た観察力。飢饉や川の氾濫、借金がどうして返せないかを見抜く。2024/05/24
プラス塾長
4
娘に読ませようと図書館で借りてきたら、自分が夢中で読んでしまった。 薪を背負って勉強した銅像しか知らないで何をした人か知らなかったので 勉強になりました。お墓が日光(旧今市)にあるのも初めて知った。2015/05/16