芸術の言語

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766422245
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

本書は、芸術における記号と記号システムの研究であり、知覚と行動、世界創造とその理解がどのように機能しているかを明らかにする。芸術を〈記号システム〉として解読する



▼絵画、音楽、ダンス、文学、建築……芸術へのアプローチを根本的に転換した20世紀美学の最重要著作。



▼20世紀アメリカを代表する哲学者、ネルソン・グッドマンは、美学、論理学、認識論、科学哲学の分野において多大な影響を及ぼした。グッドマンの主著である本書は、1968年の刊行以来、現代美学の記念碑的著作として読みつがれている。

 ここでグッドマンは、芸術の基本的諸問題を考察することから出発し、芸術における記号の一般理論の構築へと向かう。芸術がある対象を「再現」するとはどういうことなのか。再現と表現はどうちがうのか。絵画における遠近法とは、写実性とは何か。ホンモノと完全な贋作を見ることにちがいはあるのか。楽譜とか何か。ダンスは記譜できるのか。芸術と科学の真理は異なるのか。

 本書は、芸術における記号と記号システムの研究であり、われわれの知覚と行動、さらにわれわれの世界創造とその理解において、それらがどのように機能しているかを明らかにしている。この考察は、心理学、言語学、認識論、科学哲学などの領域を横断しつつ、われわれを、絵画、音楽、ダンス、文学といったあらゆる芸術形式の深い理解へと導いてくれる。

序文

序論



 第一章 現実の再制作

1 指示

2 模倣

3 遠近法

4 彫刻

5 フィクション

6 トシテ再現

7 創意

8 写実性

9 記述と描写



 第二章 絵の響き

1 対象領域の違い

2 方向のちがい

3 例示

4 サンプルとラベル

5 事実と比喩

6 図式

7 転移

8 隠喩の諸方式

9 表現



 第三章 芸術と真正性

1 完璧な贋作

2 答え

3 贋作不可能なもの

4 理由

5 課題



 第四章 記譜法の理論

1 記譜法の主機能

2 統語論的要件

3 符号の合成

4 準拠

5 意味論的要件

6 記譜法

7 時計と計数器

8 アナログとデジタル

9 帰納的な翻訳

10 図表、地図、モデル



 第五章 譜、スケッチ、書

1 譜

2 音楽

3 スケッチ

4 絵画

5 書

6 投射可能性、同義性、分析性

7 文字

8 ダンス

9 建築



 第六章 芸術と理解

1 絵と文

2 調べることと見せること

3 行為と態度

4 感情の機能

5 美的なものの徴候

6 価値の問題

7 芸術と理解



用語解説

概要

訳者あとがき

人名索引

事項索引

ネルソン・グッドマン[エヌイーエルエスオーエヌ ジーオーオーディーエムエーエヌ]
ネルソン・グッドマン
1906?1998年。アメリカの哲学者。美学、論理学、認識論、科学哲学において多大な影響を及ぼした。画廊を経営するかたわら、ハーヴァード大学で博士号を取得。ハーヴァード大学哲学名誉教授。タフツ大学、ペンシルヴェニア大学、ブランダイス大学、ハーヴァード大学など、各地で教鞭をとる。ハーヴァード大学では、哲学、認知科学、芸術、教育を融合させることを目的とした研究機関「プロジェクト・ゼロ」を設立。おもな著書に、『事実・虚構・予言(<i>Fact</i>, <i>Fiction</i>, <i>and Forecast</i>)』(雨宮民雄訳、勁草書房、1987年)、『記号主義――哲学の新たな構想(<i>Reconceptions in Philosophy and Other Arts and Sciences</i>)』(エルギンとの共著、菅野盾樹訳、みすず書房、2001年)、『世界制作の方法(<i>Ways of Worldmak…

戸澤 義夫[トザワ ヨシオ]
戸澤 義夫
群馬県立女子大学名誉教授。東京大学文学部美学芸術学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科美学芸術学科修士課程修了。博士課程中退。著書に『講座美学3 美学の方法』(共著、東京大学出版会、1984年)、 「自然とテクノロジー」 (共著 『芸術文化のエコロジー』 勁草書房、1995年)、『アート・スタンダード検定公式テキストブック』(監修、玉川大学出版部、2011年)。

松永 伸司[マツナガ シンジ]
松永 伸司
東京藝術大学美術学部教育研究助手。2015年東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻芸術学(美学)専門領域博士後期課程修了。博士(美術)。博士論文「ビデオゲームにおける意味作用」。訳書にイェスパー・ユール『ハーフリアル――虚実のあいだのビデオゲーム』(ニューゲームズオーダー、2016年)。2015年より立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員。

内容説明

20世紀アメリカを代表する哲学者、ネルソン・グッドマンは、美学、論理学、認識論、科学哲学の分野において多大な影響を及ぼした。グッドマンの主著である本書は、1968年の刊行以来、現代美学の記念碑的著作として読みつがれている。ここでグッドマンは、芸術の基本的諸問題を考察することから出発し、芸術における記号の一般理論の構築へと向かう。芸術がある対象を「再現」するとはどういうことなのか。再現と表現はどうちがうのか。絵画における遠近法とは、写実性とは何か。ホンモノと完全な贋作を見ることにちがいはあるのか。楽譜とは何か。ダンスは記譜できるのか。芸術と科学の真理は異なるのか。本書は、芸術における記号と記号システムの研究であり、われわれの知覚と行動、さらにわれわれの世界創造とその理解において、それらがどのように機能しているかを明らかにしている。この考察は、心理学、言語学、認識論、科学哲学などの領域を横断しつつ、われわれを、絵画、音楽、ダンス、文学といったあらゆる芸術形式の深い理解へと導いてくれる。

目次

第1章 現実の再制作
第2章 絵の響き
第3章 芸術と真正性
第4章 記譜法の理論
第5章 譜、スケッチ、書
第6章 芸術と理解

著者等紹介

グッドマン,ネルソン[グッドマン,ネルソン] [Goodman,Nelson]
1906~1998年。アメリカの哲学者。美学、論理学、認識論、科学哲学において多大な影響を及ぼした。画廊を経営するかたわら、ハーヴァード大学で博士号を取得。ハーヴァード大学哲学名誉教授。タフツ大学、ペンシルヴェニア大学、ブランダイス大学などでも教鞭をとる。ハーヴァード大学では、哲学、認知科学、芸術、教育を融合させることを目的とした研究機関「プロジェクト・ゼロ」を設立

戸澤義夫[トザワヨシオ]
群馬県立女子大学名誉教授。東京大学文学部美学芸術学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科美学芸術学科修士課程修了。同大学院博士課程中退

松永伸司[マツナガシンジ]
東京藝術大学美術学部教育研究助手。2015年東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻芸術学(美学)専門領域博士後期課程修了。博士(美術)。2015年より立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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♨️

5
来月から美学芸術学を専攻することになるのでその予習として。第4章「記譜法の理論」において定義される「符号」という語から、楽譜や時計や地図、スケッチなどの差異についての議論は面白かった。美的価値とは記号の美的な配置に過ぎないとか、美的経験とはそうした記号の情動を含めた認知に過ぎないみたいな後半の過激なテーゼは、当人の議論として考えると筋は通っているように読めるが、到底受け入れ難く感じられるので考えていきたい。「芸術的価値」「芸術的経験」とでも言えそうなところが全て「美的〜」と言われている部分にヒントあるかも2019/03/19

roughfractus02

2
存在や認識が前提する主体よりも主体が指示する対象に分析の矛先を向けるほうが、実在論の本質である同一性を批判できるようだ。それがタイプ化された物質ではない芸術作品ならなおよい。芸術一般ではなく諸々の芸術ジャンルと個々の作品を分析する本書は、統辞論と意味論からなる記号システムとして芸術を捉え、類似、指示、自筆性に再現、例示、他筆性を対置させながら記譜法の程度によって諸芸術を区別する。音楽作品での贋作はありうるかという問いは、記譜法の有無によって真正性の概念を導出し、記譜法のある文学作品にもそれは適用される。2017/04/21

Hiroki Nishizumi

1
ちょっと自分には時期尚早か‥‥2018/03/20

Reina SAIJO

0
音楽、絵画、文学、ダンスなどの芸術ジャンルの違いを、作品の同一性を過不足なく記述する言語notationが成立するかという観点から分析した著作。読みづらいが、芸術比較論として非常に統一的かつ体系的でその点、素晴らしい仕上がりになっている。主題からもわかる通り、芸術作品の鑑賞に関わる心理学や認識論が展開されているわけではないし、まして作品の批評を行う著作でもないので、その点には注意されたい。遠近法が写実性の基準になるか、デジタルとアナログの違いはどこにあるかと言った分析も面白い。2017/04/08

フクロウ

0
「端的な事実として、絵が何か対象を再現するかぎりは、絵はその対象の記号であり、それを代理し、それを表示してrefer toいなければならない。そして、類似の程度は、表示という〔再現にとって〕必須の関係を成立させるには十分ではない。さらに、類似は表示の必要条件でもない。ほとんどすべてのものは、ほとんどすべてのものを表すことができるからである。ある対象を再現する絵は、その対象を記述する語句と同じく、その対象を表示している。あるいは、より具体的に言えばそれを指示している。」(9頁)2019/08/31

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