• ポイントキャンペーン

パネルデータによる政策評価分析
貧困のダイナミズム―日本の税社会保障・雇用政策と家計行動

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784766417500
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C3333

内容説明

日本全国約4,000人を対象に、同一個人を追跡調査する『日本家計パネル調査』(Japan Household Panel Survey:JHPS)の成果発信第一弾。子ども手当て、ワーキング・プア、所得格差と健康の関係など喫緊の課題について、詳細なデータを基に多角的に分析、日本の税社会保障制度、雇用・教育支援政策などのあり方を問う。

目次

第1部 JHPSの標本特性と調査実施方法のパフォーマンス(日本家計パネル調査の標本設計と代表性;JHPS調査票回収状況および回答状況における調査実施方法のパフォーマンス)
第2部 データに見る貧困からの脱出(子ども手当と控除廃止の格差是正効果―JHPSを用いたマイクロ・シミュレーション;社会移転が相対的貧困率に与える影響;ワーキング・プアからの脱出に自己啓発支援は有効か;正規・非正規雇用間格差の発生と健康状態への影響;身体的・精神的健康が医療費と所得に与える影響)
第3部 労働市場と消費者行動の諸相と問題解決への糸口(勤務時間制度が正規雇用者の労働時間に与える影響;職場環境と精神健康、離職意向との関係;高学歴男性の雇用と結婚行動;身長と体重が賃金に及ぼす影響)

著者等紹介

樋口美雄[ヒグチヨシオ]
慶應義塾大学商学部教授、慶應義塾大学パネル調査共同研究拠点代表/執行・運営委員

宮内環[ミヤウチタマキ]
慶應義塾大学経済学部准教授、慶應義塾大学パネル調査共同研究拠点執行・運営委員

マッケンジー,コリン[マッケンジー,コリン][McKenzie,C.R.]
慶應義塾大学経済学部教授、慶應義塾大学パネル調査共同研究拠点執行・運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nuna

0
日本家計パネル調査のデータを元に、子供手当ての格差是正効果や勤務時間制度が労働時間に与える影響などを分析。こういうデータが蓄積・流通すると議論のいい土台になるね。2010/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/644443
  • ご注意事項