叢書21 COE-CCC多文化世界における市民意識の動態
ニュース報道と市民の対外国意識

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  • サイズ A5判/ページ数 291p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766414691
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3336

内容説明

ニュース報道が市民の対外国意識やアイデンティティの形成にどのような影響を及ぼしているのか、情報環境の「グローバル化」がもたらす問題とともに実証的に検証する。

目次

第1部 日本人の対外国態度の変化はどのように説明できるか(日本人の対中国態度と日本の新聞の中国報道;小泉首相の靖国神社参拝に関する「空気」または「意見風土」の変動と日中関係;テレビニュース番組における米国報道とその影響;テレビニュース番組における中国・勧告報道とその影響)
第2部 日本、韓国、中国における相互報道と相互認識(韓国の新聞における日本・中国報道:1996‐2005;日本の新聞における韓国・中国報道:1996‐2005;日韓の相互意識の実状とメディア;中国人の反日意識―中国ナショナリズムの社会心理学的分析)
第3部 グローバル時代における市民意識と対外情報文化政策(日常生活としてのグローバル・コミュニケーション再考―グローバライゼーションと時間―空間の「リズム編成」をめぐる「第一基調」:グローバリゼーションと文化的アイデンティティ;パブリック・ディプロマシー、対外国意識、国際世論と外交政策)

著者等紹介

伊藤陽一[イトウヨウイチ]
慶應義塾大学名誉教授。情報通信学会会長。専攻は国際コミュニケーション論、政治コミュニケーション論、情報社会論。慶應義塾大学大学院博士課程法学研究科(政治学専攻)修了

河野武司[コウノタケシ]
慶應義塾大学法学部教授。1986年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。専攻は計量政治分析、公共選択論、政治コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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