内容説明
地域ガバナンスと市民運動、NPOと政府の関係、家族制度と法など、多様な視点から、社会領域における現状と展望を示す。
目次
序章 一九八〇年代韓国の社会経済的変化―韓国にとって八〇年代というのはどのような時代だったのか?
第1章 日本のNPO部門と政府―NPO関係の変化―行政・福祉改革と政府―NPO協力の増大
第2章 仁川国際空港と「世界化・環境・地域主義」のマスターフレーム
第3章 地域ガバナンスと市民運動―釜山を中心として
第4章 社会運動の労組運動路線―日本の佐伯造船所労組の事例を中心として
第5章 韓国と日本の消費者運動に関する比較研究
第6章 北東アジアにおける環境政策協力の新たなモデルの模索
第7章 日本の環境庁行政の総括・序説―韓国との対比のために
第8章 同姓同本不婚制度をめぐるナショナリズムと家族
著者等紹介
服部民夫[ハットリタミオ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。1947年生まれ。同志社大学文学部社会学科卒。経済学博士。専門は、経済社会学、開発の社会学。アジア経済研究所研究員・主任研究員、東京経済大学教授、同志社大学教授を経て、2002年より現職
金文朝[キンブンチョウ]
高麗大学校社会学科教授。1949年生まれ。高麗大学校社会学科卒。社会学博士。専門は、社会学理論、科学技術社会学。韓国社会学会編集委員長・同副会長、LG総合技術院コミュニカトピア研究所所長を経て、1982年より現職
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