内容説明
感覚と論理の統括によって、イメージや空間を操作し創造していくためのツール、デザイン言語―建築・批評・生態心理学・音楽・舞台芸術・ヴァーチャルリアリティ・脳科学・グラフィックデザイン・写真等、第一線で活躍する気鋭の論客が、デザインの新たな方法を問う。
目次
1 空間と環境の系(隈研吾―建築を社会へ投げ出す;塚本由晴―観察と定着;三谷徹―自然のかたちをつくる)
2 身体と知覚の系(久保田晃弘―Design 3.0:デジタル・マテリアリズム;佐々木正人―レイアウトとアフォーダンス;Scott S.Fisher―ヴァーチャルリアリティとデザイン ほか)
3 平面とヴィジュアルの系(東浩紀―ポストモダンと動物化するオタク;永原康史―デジタルデザインの第二フェーズにむけて;原研哉―新しい潮流は日常の未知化から始まる;港千尋―予兆のマトリクス)
著者等紹介
奥出直人[オクデナオヒト]
1954年生まれ。1978年慶応義塾大学文学部社会学科卒業。1981年同大学院社会学研究科修士課程修了。1986年ジョージ・ワシントン大学大学院アメリカ研究科博士課程修了Ph.D.(American Studies)1987年慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了
後藤武[ゴトウタケシ]
1965年生まれ。1993年東京大学大学院総合文化研究科(表象文化)修士課程修了。1998年同大学大学院工学系研究科(建築学)修士課程修了。隈研吾建築都市設計事務所勤務ののち、現在、慶応義塾大学環境情報学部専任講師(有期)。2001年後藤武建築設計事務所設立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。