内容説明
自治体が地域の課題に直面し、新政策を採用する過程を、「情報公開」、「環境」、「福祉」の分野から体系的・実証的に考察する。
目次
第1部 理論的検討(自治体政策過程の理論モデル;政策波及と総体レベルの研究;政策決定要因と個体レベルの洞察)
第2部 マクロ分析―総体レベルの政策波及研究(政策波及のマクロ分析)
第3部 比較事例研究―個体レベルの政策過程研究(情報公開条例の制定過程;環境基本条例の制定過程;環境アセスメントの制度化過程;福祉のまちづくり条例の制定過程)
第4部 統合―統計分析による動的相互依存モデルの検証(イベント・ヒストリー分析)
終章 動的相互依存モデルと自治型の政策過程
補論
著者等紹介
伊藤修一郎[イトウシュウイチロウ]
群馬大学社会情報学部講師。1960年神奈川県生れ。東京大学法学部卒業、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。神奈川県庁(総務部、企画部、土木部)勤務を経て、2000年4月から現職。博士(政策・メディア、慶応義塾大学)、MPA
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