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明日はどの道を行こう―インディアン少女サカジャウィア物語

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  • サイズ B6判/ページ数 164p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766333084
  • NDC分類 K289
  • Cコード C0098

内容説明

19世紀初め、アメリカ合衆国大統領トマス・ジェファーソンに命を受けた「ルイスとクラーク探検隊」は、未開の地、西部に向けて旅立った。探険隊に通訳兼ガイドとして同行したのがインディアンの娘、サカジャウィアだった。彼女はわずか16歳、しかも出発する前に産み落とした小さな赤ん坊を背負っていた。しかし、たぐいまれな能力を持つ少女は、つらいときにも決してくじけず、生きる知恵をたくさん身につけていた。おかげで探険隊は、飢えをしのぎ、インディアンの薬で病を癒し、彼女の通訳で馬を手に入れ、数々の困難を乗りこえることができた。年月にして2年半、距離にして8千キロにもおよぶ奇跡の旅を成功させた、伝説のヒロイン、サカジャウィアの物語。

目次

敵の戦士たち
翼があれば
見知らぬ人々
冬の訪れ
旅だち
ヒロイン誕生
灰色グマ
試練のとき
友だち
心に太陽〔ほか〕

著者等紹介

セントジョージ,ジュディス[St.George,Judith]
ニュージャージー州ウエストフィールドに生まれ育つ。綿密な調査に基づいたノンフィクションを得意とする作家。執筆活動の傍ら、子どものための朗読プログラムを主催したり、政府主催の図書館・情報サービス協議会ニュージャージー州代表を務めるなど、多方面で活躍。1983年、“The Brooklyn Bridge:They Said it Couldn’t Be Built”が米国図書賞優等図書に指定される。’85年、“The Mount Rushmore Story”でクリストファー賞受賞。’90年、“Panama Canal:Gateway To The World”でゴールデン・カイト賞受賞。その他の作品に、「ヘレン・ケラーを支えた電話の父・ベル博士」などがある

杉本恵理子[スギモトエリコ]
1969年、東京に生まれる。慶応義塾大学文学部人間関係学科卒業。家庭品メーカー勤務を経て、翻訳にたずさわる。現在、編集・翻訳者として出版社ワールドフォトプレスに勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おーうち

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通訳のインデアン少女を率いて編入されたばかりの中西部への探検記。部族間の対立や野生動物やハーブの食用、交易、砦、銃、カヌー、毛皮。探検隊に同行しているような臨場感があった。アメリカの現代社会にある問題も元はこの時代から引き継いでいるらしい。新しい1ドルコインの肖像だそうです、このインデアン少女。2016/01/30

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