内容説明
本書は前著『西からの音―音楽と美術』の増訂再版とでもいった格好にするとともに、新しく第二部として音楽に取材した六篇の随筆小品を集めたものである。
目次
第1部 美術史からみた音楽史(バロックからクラシックへ;クラシックからロマン派へ;クラシックとロマンティック;クラシックからバロックへ ほか)
第2部 音楽随筆小品(マーラーと漢詩;ケーベル先生の音楽論;孔子と音楽;菅公と蓄音機 ほか)
著者等紹介
前川誠郎[マエカワセイロウ]
1920年、京都市に生まれる。1944年、東大文学部美学美術史学科卒業。西洋中近世美術史専攻。旧制三高、京大、九大、東大で教える。1980年、東大定年退官後、国立西洋美術館長、1990年、新潟県立近代美術館長、のち名誉館長となり現在に至る。勲二等瑞宝章、「ゲーテ・メダーユ」(ドイツ)、「芸術文芸勲章オフィシェ」(フランス)等を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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