著者等紹介
ルナアル,ジュウル[ルナアル,ジュウル][Renard,Jules]
1864~1910。フランスの小説家・劇作家。ニエーヴル県シャロンに生まれ、パリに没す。1900年レジオン・ド・ヌール勲章シュヴァリエ。1904年シトリー村長。1907年ゴンクール・アカデミー会員。1894年に小説『にんじん』『葡萄畑の葡萄作り』出版、1896年に短文集『博物誌』。1900年に戯曲『にんじん』初演、1902年戯曲『別れも愉し』初演。『日記』は日記文学の白眉とされる
内藤濯[ナイトウアロウ]
明治16年生。東京帝国大学仏文科卒。大正11年、文部省在外研究員として渡仏。昭和6年、レジオン・ド・ヌール勲章シュヴァリエ受勲。昭和52年没
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感想・レビュー
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よっし~
9
読書会『Smalltalk』の読み友さん紹介本。ニ十世紀を代表する文学者の一人ジュール・ルナールの警句ノートからより抜いた寸言をあつめたもの。美しい詩句や俳句に似た表現もあれば、油断できぬ寸鉄の箴言もあり、含蓄あり軽妙ありの文学的滋養に富んだ一冊となっている。これを推してくれた読み友さんの人柄も伝わってくるようで、ページをめくる時間は掛け値なしに幸福な時間でした。紹介してくれた読み友さんに感謝です。2019/09/17
gillian
2
いつまでも読んでいたい。2011/09/15
藍鼠
2
うつくしい詩情をうつくしい日本語訳で。訳者は「星の王子様」で有名な内藤濯さんでした。2010/05/25
シゲミ
1
どんな文学だろうと、それは常に、人生よりは美しい。生きることの苦しさがなかったら、とても生きてはいられないだろう。やんわりと夢が見られるように、目にいっぱい月の光を射しこませて、おやすみなさい。2019/05/30
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