目次
アルバニア パパレ―お手軽パンスナック
アルメニア ガルニ・ヤラフ―ナスの肉詰め
アルメニア マンティ―アルメニア式マンティ
アルメニア アラニ―干し柿クルミ餡
アゼルバイジャン バルカバク・シルニィヤティ―蜜かぼちゃ
アゼルバイジャン チヒルトゥマ―鶏肉のトマトカレー卵とじ
旧ユーゴスラヴィア諸国 デュルバスティエ/ギュルバスティエ―じゃがいもハンバーグのホワイトソース焼き
ブルガリア/マケドニア(他バルカン諸国) タラトル―ヨーグルトときゅうりのサマースープ
ブルガリア ピレ・ス・オリズ―鶏肉の炊き込みご飯
ベラルーシ/ポーランド カルトフェリナヤ・バブカ/バブカ・ジェムニャチャーナ―ポテトのオーブンケーキ〔ほか〕
著者等紹介
イスクラ[イスクラ]
福岡大学人文学部ドイツ語学科卒。旅行会社勤務を経て、2005年にヨーロッパ旧社会主義国の雑貨を販売するウェブショップ「イスクラ」をオープン。2011年、東ドイツの居住空間を再現した「デーデーエルプラネット」、2016年東ドイツ民生品展示室「コメット」を運営。同店閉鎖後「イスクラ」の運営を継続しつつ、旧社会主義国の食文化を再現しレシピをまとめた『社会主義食堂』や、東欧諸国の雑貨デザインをまとめた『コメコンデザイン』のリトプルプレスをシリーズで執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くさてる
26
ベラルーシ、ロシア、東ドイツにクロアチア……そんな旧社会主義国で愛されてきた料理を紹介した一冊。レシピは分かりやすく、写真もきれい。そして当時のそれぞれの国の世相を反映した紙ナプキンや食器の紹介も面白い。どこかノスタルジアを誘う内容で楽しく読みました。2023/05/07
組織液
17
ノスタルジア食堂の第二弾。実際にヴァレニキとシチィ・ムーシュを作ってみました。普通の餃子に比べてヴァレニキめちゃくちゃデカくなったんですけど、こういうものなんだろうか…本物を食べたことがないのでなんとも() ホッペルポッペルも簡単そうなんでいずれ作りたいですね。あとドイツに「テールマン食堂」なんて名前のレストランあるのか…もしドイツに行く機会があったら訪れてみたいです。2022/12/17
みなみ
10
最初の巻を読みたいままどこにあるんだろう……と思っていたら2巻目を図書館で見つけた。フェスで食べた東欧料理の肉団子も掲載されていた。挽肉料理やスープ、蕎麦の実を使った料理などが印象に残った。あと餃子っぽい料理は世界のどこにでもあるなあと改めて思う。何冊かシリーズがあるみたいだから読んでみたい。2024/01/18
noko
10
イスクラさんのノスタルジア食堂2。まず装丁が好み。質感重み、色合いと横長のサイズ感が珍しい。前回に引き続き、旧社会主義国の料理レシピが載っています。前回と違うのは、ロシアがウクライナに侵攻し、同じスープで育った労働者が…が切ない。同じ料理でも国が違うと名前が変わるのが、面白い。アゼルバイジャンの蜜かぼちゃは、定番で簡単で日本でも作れそう。ブルガリアのキュウリのヨーグルトスープは、昔現地で食べたけど、夏にピッタリ。ザピエカンカは食べた事ないけど、きっと誰もが好きな味。紙ナプキンが懐かしい印象の品ばかり。2023/03/31
きゅー
7
東欧料理レシピ集の第2弾。こういったレシピ本の中ではマニアックさで一歩抜きん出ている一冊。様々な名前の料理が出てきて面食らうが、材料を見るとなんとなく味の想像がつく。じゃがいもと肉があればなんだってできるよね。特徴的なのはヨーグルトやサワークリームを多用することだろうか。どれも素朴で美味しそうなものばかり。2023/07/14