内容説明
文字、組版、紙、製版、印刷、製本、加工…日本の印刷や紙づくりを支えてきた凄腕の職人や技術者とその仕事。
目次
文字や組版を手がける人々
紙を手がける人々
製版・印刷を手がける人々
製本・加工を手がける人々
著者等紹介
雪朱里[ユキアカリ]
1971年生まれ。ライター・編集者。武蔵大学卒業後、印刷会社の企画編集部門、専門誌編集長を経て、2000年よりフリーランス。デザイン、文字、印刷、手仕事などの分野を中心に、ものづくりにたずさわる人々への取材執筆活動を行なっている。2011年より『デザインのひきだし』のレギュラー編集者も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
ふむ2024/10/31
Kuliyama
1
本が好きで手にしました。活字、活版印刷に憧れます。2021/07/09
chuji
1
久喜市立中央図書館の本。2019年12月初版。初出「デザインのひきだし」5号(2008年6月刊)から37号(2019年6月)+書き下ろし。オイラは何回か転職したが、印刷所と出版社に居たことが有ります。2020/02/05
ポルポ・ウィズ・バナナ
1
昔ながらの職人の皆さんがどんどん鬼籍に入られてて、その方達の仕事は現在では需要も少ないし、跡継ぎもいないしで文化喪失されていくんだろうな。職人の継承システムの問題も大きいけど。加えて職人の地位が低すぎるわな。サンエムカラーさんが「印刷で文化に貢献する」つって超クオリティの高い印刷物をつくってらっしゃる一方で同じ京都の会社、はっきりいうとプリントパックが「価格で貢献」つって業界を破壊していってるし、業界としては自分で自分の首を絞めまくってるほうが主軸よなあ。2020/02/02
天吾
0
製紙業に携わる人間としてこの一冊に出会えて良かった。知識的なもの以上に、紙に関わる歴史や人の想い、そして自分が手掛けている仕事がどのように社会と繋がっているのかということを生身の温度で実感することができました。 わが社のOBも掲載されており、恥ずかしながら本書で初めて知ることばかりでした。パチカという具体的な商品名も登場し、自分達が手掛けているものがこうやって命を与えられていくのだと知ることができました。2020/11/03
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