内容説明
花嫁のビリー、女王の座をおびやかすスモーキー、ビールをディスカウントしちゃうレッグズ…、ロンドンパブの名物ねこを集めた写真集&パブガイドの決定版!
目次
ロンドン、パブ、そしてねこ
リリー―レイヴンズコート・パーク/アングルシー・アームズ
レッグズ―アーチウェイ/シャーロット・デスパード
ダッチェス―ハムステッド/デューク・オブ・ハミルトン
モーリー&スモーキー―パットニー/エイト・ベルズ
パーディ―メリルボーン/ガンメーカーズ
ドニーと仲間たち―ショーディッチ/レディ・ダイナズ・キャット・エンポリウム
ビリー&ハーマン―ウォルサムストー/ナグズ・ヘッド
ウィニー&チャーチル―カムデン/オールド・イーグル
セイラム―イースト・グリニッジ/ペルトン・アームズ
レニー&パッチ―ブリック・レーン/プライド・オブ・スパイタルフィールズ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
37
表紙の猫さんにずきゅんとハートを射抜かれた。見た瞬間手に取り、次々に現れる顔立ちの良いパブねこ達にあふあふしながら頁をめくる。このカメラマン、すごい。よくぞここまで凛々しい姿を写真におさめてくれたものだ。猫たちの姿にメロメロになるだけでも幸せな一冊だが、しっかりパブの紹介がされているのもいい。パブのイベントに編み物クラブや人体デッサンなどの変わり種、そしてやたらとクイズが多かったのが面白い。オーナーとパブねこのエピソードにほっこりしつつ、革張りのストールやソファーに鎮座する猫達をどうぞ愛でて頂きたい。2018/04/28
たまきら
22
酒好きなだけでパブとかたまらんのに、猫がいるって反則。あの悟りきったような、何考えてるんだかわからんまなざしでカウンター越しに見つめられたらもう何杯飲んでしまう事やら。2018/01/30
みーこ
21
ロンドンのパブにいるねこたちの写真集。飼われているんじゃなくて暮らしている感じがいいなぁ。2018/02/12
ダリヤ
19
ねこというのは、どこにいてもほんとうにかわいいし、とても絵になる。そしてロンドンのパブの内装や外装のお洒落さにもうっとり。紹介されているねこはどのこも気品があり、飼い主にもお客さんにも愛されているのが一目でわかる。ロンドンの地理はまったくわからないので、ほとんど写真を楽しむ、という読書になってしまったのが少し残念。2020/10/04
G-dark
10
パブの雰囲気も、ねこたちも素敵。見ているだけで、自分もロンドンのお洒落スポットに居るかのような気持ちになります。この本の写真のポストカードが欲しいです。人間も仕事をしていると活き活きするものですが、ねこたちも「わたしが居るおかげでお店が繁盛しているのよ」と言うかのような自信に満ちた表情をしています。ねこたちの主な仕事は、「ねこであること」です。にゃんていい仕事!ねこは「ねこである」というだけで素晴らしいのですから。ねこたち目当てに遠くからパブを訪れるお客も多いようです。招き猫、とはよく言ったものですね。2018/11/08