内容説明
「なんか顔がヘン」「手が大きすぎ!?」「体ってどう描くの?」描くときに躓きがちなポイントのクリア&上達法、マンガ+図解で教えちゃいます!
目次
0 プロローグ
1 顔の描きかたアタリの取りかた
2 観察しよう
3 髪の描きかた
4 手、腕、足の描きかた
5 胴の描きかた
6 全身のまとめかた
7 練習しよう
8 髪と布と風
9 全部忘れよう
10 エピローグ
著者等紹介
緑華野菜子[ミドリハナヤサイコ]
マンガ家/イラストレーターとして活躍。コピックによるアナログカラー原稿が特徴の一つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
25
高校生の男女がそれぞれの目的の為イラストの基礎を練習していく本。ペンギン先生はとっても教え上手です。基礎なので余り特徴ある絵柄にはせず、飽くまで矛盾のない人体を描く事に特化されています。タイトル通り「なんか変」を解決する為の一冊です。幸い人体の仕組みは朧気にもわかっていたので、骨の上に筋肉、そして皮膚という説明で分かり易かったです。これが原因か!と思う事も沢山。女の子は勇ましいポーズでも体のどこかに反っている部分や捻りを加える事と、重心を真ん中にしない事でぐっと女性らしくなりますよー、と教えてあげたいです2018/08/14
ひめありす@灯れ松明の火
23
今程COOLJAPANとか言われてなくて、漫画やライトノベルが好きと言えば白い目で見られていた時代からギーグなのですが、当時はイラストの練習と言えばまずは模写、それからやっと二次創作という流れでした。とにかく理想の形に近づけていく為の観察と練習。あながち間違いではなかったんですね。指の付き方など間違えた日には総突っ込みでしたからね。久し振りに本腰を入れて読むイラストの練習の本は懐かしくもあり新鮮でした。あの頃友逹と毎日顔寄せ合っていた事が今も自分の血肉になっているんだなーと思うとなんだか不思議な感じです。2018/08/14
ニョンブーチョッパー
4
★★★☆☆ この分野はまったく未知の領域だけど、人物を描くには骨格や筋肉の付き方が分かっていないといけない。動く方向にしか動かないもんね。その上でこう描くとこう見えるというコツみたいなものがあるのかも。手段はどうあれ(それが作為的だとしても)狙ったアウトプットになればよいのだというアプローチはどの分野でもありえそう。2019/08/02