日本のブックカバー

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  • サイズ A5判/ページ数 155p/高さ 21X21cm
  • 商品コード 9784766129328
  • NDC分類 024.1
  • Cコード C3072

内容説明

日本独自の書店カルチャー、「書皮」の魅力を紐解く一冊。絵画・写真、ロゴ・色づかい―。デザイン性豊かな350枚以上を厳選収録。

目次

第1部 デザイン(絵やイラスト;写真;ロゴなどのあしらい;作家・デザイナー;色づかい)
第2部 イベント・地域性・その他(フェア・イベント;地図・地域;47都道府県ブックカバー;包装紙;抽象的な造形;本のかたち;出版社・取次のオリジナル;本への誠意と敬意が漂う「書皮」の文化)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

235
日本独自の文化である、本屋さんの紙ブックカバーを集めた本。日本全国いろんな本屋さんのものが掲載されていて、きっとあなたもご存じのお店も出てきます。書店へ既成のブックカバーを提案している会社、(株)エスエスシー(http://www.ssc-co.com/)があることを知りました。それと、武蔵野市BOOKSルーエのキン·シオタニ画、京都大垣書店の2016年夏限定デザイン、長崎好文堂書店の眼鏡橋には鳥肌がたちます。本屋さんで本を買う気持ちが沸き起こりますよ。2022/12/29

jam

117
本を買うと手際よくかけてくれるブックカバーは、収集家には書皮と呼ばれているそうだ。本来は脇役である物へのこだわりや誇りを日本では度々目にする。それは民藝という分野にも根を張り、質素な暮らしのなかで物を愛で「用の美」を尊ぶ風土を育む。真新しい書皮に包まれた本を手にした時の高揚感そのままに本書を眺めたが、掲載されたいくつかの書店は閉店していた。それら書店の書皮も、折り目が丁寧に伸ばされ大切に保存されていることが偲ばれる。この本に載ったそれらを当時の関係者が目にしたら、感慨深いことであろうと一時、思いを馳せた。2016/11/06

かりさ

116
書皮、なんて美しい響き。書店で本を買い、カバーをかけてもらうことが楽しくて、欲しいデザインのカバーのためにお目当ての書店を訪れることも。そんな時間ごと本に出会い買う楽しみはカバーあってこそ、は言い過ぎではないはず。オリジナルカバーを作ることも、書店にとっては個性を見せる大切な一部。全国の書店のブックカバーをオールカラーで紹介してくれる本書はそれはもうわくわくのワンダーランド。懐かしいカバーからはふわりと当時の思い出に浸ったり、初めて見るカバーにときめいたり。旅行先の書店を訪れる楽しみもまた増えそうです。2016/11/05

kinkin

114
日本全国にある書店のブックカバーの一部が紹介されている本。個人の本屋さんから大手のチェーン店までいろいろなのがあって楽しめた。ブックカバーをタダでつけてくれる国というのは日本以外ないそうだ。普段行く本屋はブックカバーをつけますか?と問われるといりませんと言う私だがその本屋のブックカバーご紹介されていて嬉しく感じた。薄手のクラフト紙で自分オリジナルをつくってみたことがある。けっこう楽しいものだ。続編を望む。図書館にて2018/03/04

takaC

112
そうか。そういうコレクションもあったのか。というか、やっぱりそういうコレクターもいたのか。そっち方面に手を出さずにボヤボヤ齢をくってしまったのは迂闊だった。2018/03/31

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