内容説明
建築家の作品とともに古今東西の優れた事例を、建築の発想から実現までに必要とされる様々な要素:アイデア、スケッチ、図面、模型、CG etc…を交えて解説していくシリーズ。本書では、建築や空間が、眼という完全ではない一種のメディアを通して、さらには建築や空間を伝えるさまざまなメディアを通じて“視覚される”様式、そして、そのことがもたらす建築・空間の表現形式の変化をとりあげる。
目次
1 視覚と建築の歴史(視覚空間の歴史;空間記述の歴史;視覚と建築の歴史年表)
2 5つの視線(パノラマ;瞬間視;周辺視;アンチパース;透視)
3 ノーテーションとプレゼンテーション(空間のプレゼンテーション;プロセス;コンセプト ほか)
著者等紹介
松岡聡[マツオカサトシ]
1973年愛知県生まれ。2000年東京大学大学院修士修了。2001年コロンビア大学大学院修士修了、デルフト工科大学研究員。2001~2005年UN Studio,MVRDV,SANAA勤務。2005年松岡聡田村裕希設立。2007年~、京都造形芸術大学専任講師
田村裕希[タムラユウキ]
1977年東京都生まれ。2004年東京芸術大学大学院修士修了。2004~2005年SANAA勤務。2005年松岡聡田村裕希設立。バンクーバー・フロンティア・スペース国際コンペティション、1等、2005年(カナダ)。ソウル・パフォーミング・アート・シアター国際コンペティション、First Prize、2005年(韓国)。アーキテクチュラル・レビュー誌A+R Awards、Honorable Mention、2005年(イギリス)。くまもとアートポリスコンペティション2005、球磨村森林委員長賞、2005年(日本)。京畿道Jeongok博物館国際コンペティション、3等、2006年(韓国)。IIDA国際照明アワード2006、Merit Award in Northwest Region、2006年(アメリカ)。パデュラ修道院庭園国際コンペティション、2等、2006年(イタリア)。リヤド・アーバンデザイン国際コンペティション、佳作、2006年(サウジアラビア)。Summer A&D Pavilion国際コンペティション、CAC Diploma賞、2007年(ロシア)。SDレビュー2008、入選、2008年(日本)。Tamula湖畔開発国際コンペティション、3等、2008年(エストニア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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