内容説明
いかにホスピタリティを織り込んだ会計情報や経営情報を開示するか、新たな企業活動を再考する時代にきている。「ホスピタリティと会計」という新たな会計の問題を考察。
目次
第1章 ホスピタリティと会計―貨幣評価の公準を巡る諸問題について(貨幣評価の公準と会計;ホスピタリティとサービス;ホスピタリティと会計;ホスピタリティと損益計算書;モチベーションと会計―貨幣評価の公準の代替性)
第2章 財務報告とホスピタリティ(ホスピタリティと会計;財務報告と財務諸表;財務報告とホスピタリティ)
第3章 消費者のための会計は可能か?(「サービス文化」と「ホスピタリティ文化」―効率性に内在する問題;ホスピタリティと会計の関係;アカウンタビリティと消費者;消費者のための会計基準)
第4章 ホスピタリティの述語性について(主語の不在;ホスピタリティの述語性について;主語と述語)
第5章 会計の対象とホスピタリティについて(会計の対象;“経済”という概念の変容;2つの利益)
著者等紹介
西澤健次[ニシザワケンジ]
1959年京都生まれ。1983年学習院大学文学部卒業。1996年慶應義塾大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学。北九州大学経済学部経営情報学科専任講師。1999年北九州市立大学経済学部経営情報学科助教授。2007年北九州市立大学経済学部経営情報学科准教授。2008年北九州市立大学経済学部経営情報学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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