内容説明
第1章では相続発生時の初期対応から遺産分割協議前・後の手続等まで時系列的に取扱手続を5つに分類し、事務の基本をわかりやすく解説。第2章では相続人の確定や葬儀費用の前払い、遺言相続への対応等さまざまな手続に共通する項目ごとに、80余の実際の事例を基に説明をし、また実務に不可欠な書式見本を60余収載。第二版では『個人債務者の死亡』について内容を新設。
目次
第1章 預金者死亡時の初期対応と事務手続(預金者死亡の連絡受付時の対応の基本;相続人の確認手続;相続預金の手続形態;遺産分割協議前の相続手続;遺産分割協議による相続手続(遺産分割協議書なし;遺産分割協議書あり) ほか)
第2章 個別手続の実践的対応(相続人の範囲と確定;戸籍謄本の見方と取扱い;相続手続と相続預金の取扱い;葬儀費用の前払い;未成年の相続人がいる相続手続 ほか)
著者等紹介
石井真司[イシイシンジ]
昭和3年東京都出身。昭和26年司法試験合格。昭和27年中央大学法学部卒業。同年日本勧業銀行(現みずほ銀行)入行、現在法務部顧問。前中央大学講師、前金融法学会理事、前法制審議会倒産法部会委員、弁護士
大西武士[オオニシタケシ]
昭和3年香川県出身。同28年東京大学法学部卒業、東京都民銀行に入行、取締役営業部長、取締役審査部長を経て同58年都民リース代表取締役、富山大学教授、東海大学教授を経て東亜大学教授に就任(現職)、金融法学会理事
木内是寿[キウチヨシヒサ]
昭和10年香川県出身。早稲田大学法学部卒業。日本興業銀行にて債券課長、財形部副部長、本部参事を歴任。平成7年退職後、銀行実務書中心の執筆とセミナー活動に専念
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