出版社内容情報
企業の実態を正しく掴むための基本である定量分析の柱は、財務分析である。その財務分析の基本である財務データを有効な情報に加工・分析する方法と理論を詳細に解説。
内容説明
本書は、財務諸表分析を中心とする財務分析を、とくにその分析論理と手法との関連に重点を置いて、体系的にしかもできうる限り平易かつ具体的に解明しようと試みたものである。
目次
第1篇 序論―財務分析のための予備的考察(事業経営と財務分析;財務諸表の構成比分解分析)
第2篇 収益性を中心とする財務分析―基礎資金提供者(投資者)のための重要な誘因としての利益の分析(損益とその動態;損益分岐点分析;変化の分析と利益増減分析;収益性の比率分析)
第3篇 流動性を中心とする財務分析―内部資金源泉としての利益を中心とする資金収支の分析(資金とその動態;収支分岐点分析;資金表による資金収支分析;流動性の比率分析)
第4篇 ケースによる財務分析(X製菓の財務分析;大手スーパー2社の比較財務分析)
著者等紹介
加藤勝康[カトウカツヤス]
大正13年1月東京に生れる。昭和26年東京商科大学(現一橋大学)卒。神奈川大学講師、滋賀大学助教授、名古屋市立大学教授、東北大学経済学部教授、青山学院大学国際政治経済学部教授を経て、現在青森公立大学学長。経済学博士
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