出版社内容情報
会計のさまざまな場面で使われる割引現在価値についてキャラクターが優しくナビゲート。割引現在価値のしくみ、減損会計やリース等各基準での算定等、１テーマ図解＆見開きで解説。
内容説明
会計に携わる方なら、「会計基準や適用指針、解説書を読んでみたけれど、難しくてわからなかった」という経験があるのではないでしょうか？本書は、「図解」「専門用語少なめ」「キャラクター」による解説で、会計処理に関するモヤモヤ感を「スッキリ」させることを狙いとしています。原則、１テーマ見開きだから、調べたいところだけのつまみ読みもＯＫ！難しい割引現在価値のしくみ、減損会計やリース会計など各会計基準での算定方法をわかりやすく解説！
目次
§１ 割引現在価値とは
§２ 割引率とは
§３ 固定資産の減損と割引計算
§４ 資産除去債務と割引計算
§５ 退職給付会計と割引計算
§６ リース会計と割引計算
§７ 「時価の算定に関する会計基準」と割引計算
§８ 割引現在価値と評価
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
10
種々の会計基準で用いられる割引現在価値計算について、まとめて紹介する本。この切り口は面白い。特に、資産除去債務の割引計算を行う際の割引率を無リスク利子率とするか、企業の固有リスクを反映した利子率とするかの議論の紹介が有益（結論としては無リスク利子率が採用されている）▼惜しいのはFXや先物取引を「ハイリスクハイリターン」と形容していること。監査法人名義の書籍でその誤用・俗用は厳禁。2025/02/15
