内容説明
本書では薬品注入に関する資料をできるだけ多く集め、著者の経験を加えて、章を追うごとに、大局から個別へと整理して記述した。すなわち、第2章では薬品という切り口で水処理技術を総括し、処理方式や使用薬品を選ぶため、第3章では薬品注入設備の仕様をつくるため、第4章では薬品注入設備を具体的に設計するため、第5章はプラントに使う機器や計器を選定するため、の技術情報を提供する。
目次
第1章 薬品の種類と法律
第2章 水処理薬品の働き
第3章 薬品注入設備の基本仕様
第4章 薬品注入設備の設計
第5章 薬品注入設備用素子
第6章 主要薬剤の諸性状
著者等紹介
藤田賢二[フジタケンジ]
1934年に生れる。1959年東京大学工学部土木工学科卒業。荏原インフィルコ(株)勤務を経て、1975年東京大学助教授。1977年東京大学教授。1995年埼玉大学教授、東京大学名誉教授。2003年10月現在、(財)水道技術研究センター会長。(財)給水工事技術振興財団理事長。日本上下水道設計(株)顧問。専門は水処理工学、衛生工学、環境工学。工学博士、技術士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。