内容説明
本書は、活性汚泥の微生物学に関するモノグラフでもなければHow toものの維持管理マニュアルでもない。むしろ微生物を専門とする者には活性汚泥の固液分離障害の諸問題を、技術的側面に関わる者には問題の解決に必要な微生物学をそれぞれ要約し、そのうえで実際の制御法を明らかにしようとしたものである。
目次
1 活性汚泥法とバルキング制御法の開発経緯
2 活性汚泥の生化学と微生物学の基礎
3 活性汚泥処理における固液分離障害
4 活性汚泥中の糸状微生物
5 糸状性バルキングの制御
6 糸状微生物由来の発泡制御
著者等紹介
安井英斉[ヤスイヒデナリ]
昭和60年東北大学理学部生物学科卒業、栗田工業入社、工学博士
河野哲郎[コウノテツロウ]
昭和47年京都大学工学部衛生工学科卒業、山梨大学工学部土木環境工学科、助教授、理学博士。共著に「微生物の生態<17>」など
柴田雅秀[シバタマサヒデ]
昭和51年大阪大学工学部環境工学科卒業、栗田工業入社、技術士(水道部門)
深瀬哲朗[フカセテツロウ]
昭和47年大阪大学発酵工学科卒業、栗田工業入社、工学博士、技術士(水道部門)
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