出版社内容情報
発刊から約15年が経過した「わかりやすい鉄骨の構造設計 第4版」(2009年)の全面改訂版です。この間、東日本大震災や熊本地震などの自然災害を受け、法改正等に伴う、建築基準法令の解説書である「建築物の構造基準解説書」の2度にわたる改定、日本建築学会の規準・指針類の改定などが行われました。鉄骨構造設計に係わる大きな変更点としては、梁端接合部の設計においてウェブのモーメント伝達効率を検討することや、露出型柱脚の設計において、下部コンクリートの設計をしっかり行うことが強く求められるようにりました。今回の改訂では、これら実務設計で求められる項目について、全面的に反映させています。併せて、実務者の参考図書としてはもとより、大学の教科書としての使いやすさに配慮し、第4版までの記載内容を全面的に見直し、法令に拠るもの、建築学会規準・指針に拠るものを明確に整理し、法令の規定を基軸としつつ、建築学会規準・指針については法令を補完する重要情報として参照することで、よりいっそう実用に則すよう、整合をはかったものになっています。
【主要目次】
第1章 序説
第2章 鋼 材
第3章 荷重の種類とその算定
第4章 構造設計
第5章 部材の変形と耐力
第6章 部材の設計
第7章 接合
第8章 接合部の設計
第9章 基礎構造
第10章 設計例
付録:鋼材の機械的性質,標準断面寸法・断面性能
索引
目次
第1章 序説
第2章 鋼材
第3章 荷重の種類とその算定
第4章 構造設計
第5章 部材の変形と耐力
第6章 部材の設計
第7章 接合
第8章 接合部の設計
第9章 基礎構造
第10章 設計例
付録:鋼材の機械的性質、標準断面寸法・断面性能