目次
第1部 移動床の水理(一様砂からなる開水路移動床の水理;混合砂礫からなる移動床の水理;砂州の特性)
第2部 中規模河川地形スケールの河道特性とその内的構造(河道特性把握の単位スケールとその規定因子;河道特性を規定する主要因子;川床に働く洪水時の掃流力と河道の平均スケール;洪水時の小規模川床波と粗度;土砂の分級現象とセグメント;河道の平面形状と変動形態;河岸沿いの深掘れ要因と深掘れ深;位況と水位偏差;人為的インパクトおよび大洪水による河道の応答;河道特性としての生物相)
第3部 沖積地地形の発達とセグメント形成(沖積地の発達形態を規定する要因とその特性;沖積河川への供給土砂量とセグメントの流送土砂量;セグメント形成とその形成史)
第4部 個別河川の河道特性の調査法と調査事例(河道特性調査の目的と内容;小貝川の河道特性―鬼怒川に支配された河川;鬼怒川の河道特性―沖積層の底が見える河川;鈴鹿川の河道特性―その特異性)
著者等紹介
山本晃一[ヤマモトコウイチ]
工学博士。1968年東京工業大学理工学部土木工学科卒。1970年東京工業大学大学院修士課程修了。同年、建設省に入省し、土木研究所河川研究室研究員。1981年建設省土木研究所総合治水研究室長。1988年建設省土木研究所河川研究室長、河川部長、河川管理総括研究官、研究所次長および筑波大学教授構造工学系(1992~1999年、併任)などを経て、(財)河川環境管理財団河川環境総合研究所長、科学技術庁長官賞科学技術功労者(1999)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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