内容説明
いま「マネー」は24時間休むことなく動いている。この現実のなかで日本の金融システムが、また金融機関がどのように変容しつつあるか、また、日本の銀行・証券はいま海外でいかなるパフォーマンスを取っているのか、さらに、グローバリゼーションは一体、どのような方向を目ざしているのか―これらのテーマに鋭く切り込んだのが本書である。
目次
本番を迎えた金融自由化
国際金融市場「TOKYO」
多国籍化への道
ジャパンマネー
消えてしまった国境
グローバリゼーション時代の金融Q&A(日米円ドル委員会とは;専門金融機関制度のあり方;証券業界に自己資本規制の姿;東京金融市場の発展;生保の金融会社化;IMF固定相場制の変化;通貨改革とEMS;ユーロ市場と世界の金融市場統合 ほか)



