光文社文庫<br> ありふれた不倫だったのに

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光文社文庫
ありふれた不倫だったのに

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334730529
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“妻の美津子が四歳の女の子を誘拐してきた、助けてくれ”不倫相手・北代文也からの電話が吾妻柚子の運命を変えた!無事に女の子を保護した柚子だったが…。まゆと名乗ったその子は、母親が崖から転落死、父親は美津子に包丁で刺殺されたと言うではないか!?―これが不倫の代償か。柚子はすべてを賭けて事件に挑む。江戸川乱歩賞作家が描く危険な恋。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

cithara

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以前から気になっていた山崎洋子。軽いタッチで描かれてはいるけど、テーマは重い。「ありふれた不倫だったのに」多くの人の人生を狂わす。この物語だって柚子たちが不倫を隠そうとしなければ、ここまで事態はややこしくならなかったはず。俗に「火遊び」とは言うけれど、多くの人は知らずに不倫へと突き進んでしまうのだろう。でも一番の被害者はなんといっても幼い子供だ。まゆのように... 彼女は柚子たちの事件に巻き込まれなくても、実の母親にいいように利用されていたのでとても可哀想なのだが。北見隆氏のカバーイラストが魅力的。2012/07/11

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