内容説明
作家やミュージシャン、映画監督、演出家といった文化人から、大学の教授や各種の研究家、医師やジャーナリストといった各界の“ツウ”が、それぞれ一本の映画について語る。“ツウ”だがらこそ言える新しい発見やおもしろい見方、新鮮な発想。
目次
第1章 プロフェッショナルが唸った、あのシーン
第2章 この愛のかたちを見よ!
第3章 映画にかけられた、謎を読み解く
第4章 音楽映画がいま…熱い!
第5章 作家のツボを、刺激する1本
第6章 ニュースよりも深く、現代社会を知る
第7章 食卓と暮らしから、世界が見える
第8章 私だから話せるこの舞台、あの話
著者等紹介
中村千晶[ナカムラチアキ]
1970年、東京都生まれ。多摩美術大学美術学部2部芸術学科卒。新聞社の契約記者・編集者を経てフリーランスに。『週刊朝日』『AERA』など雑誌やムックを中心に、映画評やインタビュー、ルポルタージュを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
6
好評だったのか第2弾も遂に出ていました。中でも料理や食べ物に関する映画に一章割いていてスペインのエルブリやすきやばし次郎のドキュメンタリとか見逃していたなあとか、危険なメソッドに、トルストイも観たいなあなんて一気に鑑賞リストが増えました(笑)。映画好きにはたまらんかも2014/08/20
taro335
3
各映画について、その題材の“事情通”が作品について語ってくれる。これは面白くないはずありませんわ〜。またまた見たい映画が増えました。2013/10/02
ぽー
1
たぶん鴻上さん目当てで借りたのだろうけど、その鴻上さんが「ジュリエットからの手紙」を語ってて面白かった。「ジュリエット・ゲーム」という失敗映画を撮ってるだけに(笑) あとは「テイク・シェルター」という映画が気になった。2015/08/19
カミヤマΔ
0
「週刊朝日」の連載中のコラムをまとめた本だそうですが、前作が読みやすくて良かったので、kindle版を購入。寝る前に1〜2本読む感じで、楽しく読めました。「この人はどうかな…」という人選もあったけど、そのジャンルに詳しい人が語る映画評というのはなかなか面白いなぁと。結構オススメ。2016/05/30
ニコ
0
『眠れぬ夜の仕事図鑑』がすごく気になるけど、どこでもレンタルしてないみたい。残念。あと、個人的に好きな福岡先生が執筆してて嬉しかったです。2013/12/01
-
- 和書
- 遠い虹